Archive for 2019

一日が早いと余白ができない。

2019.12.11

「くっそ〜、一日が早かったぜ」
そんな始まりですが、本当に、今日という日はそんな日でした。
内容を書くつもりはありませんが、こういう日があると、「もったいないな」と思います。
 
「一日は長い方がいい」、そう思っています。
子どもの頃の、あれを楽しんだり、これを楽しんだり、ごろごろしたり、駆け回ったり。
大人になってから、何かに集中したとしても、それが持続するのは一時間程度。
集中のためのスイッチを入れて、短く、深く。
そして、次の集中に移る。
それでいいと言えばいいのかもしれませんが、もうちょっとね、だらだらしてもいいと思うんですよ。
現に、これを書いている時間は21時を過ぎてるっていうのに、まだ英語の勉強もしていない。
散歩だって、さっき行ってきたばかりです。
マリオカートだってやっていないんだから。
 
こうやって書いていると、「ふざけるな」と怒られるかもしれませんが、「余白」を作り出さなければ、ぎゅうぎゅうになって息苦しくなるのが、大人です。
もったいないというのは、余白を埋めるためにあるのではなく、余白を作れなかったことに感じるのです。
スケジュールが変わって空くのなら、何かを入れるのではなく、空いた余白を満喫する。
それが、新しいことを始めるきっかけになるんだから。
余白、作ろうぜ。

呼吸をするように仕事をする。

2019.12.10

毎日何かしら作ってて、デザインしたり、写真撮ったり、ライティングしたり、動画編集したり、家事で料理したり、作らない日はないんじゃないかというぐらいです。
しかも頼まれてもいないものも作ったりして。
そこに英語の勉強も入れちゃってるんですよね。
いや、自分、凄いと思いますよ。
なんて言ってみたりして。
 
忙しいって言いたいんじゃなくて、呼吸をするように、作ることが体にとって当たり前になっているっていう話なんです。
ぼくの知る限り、仕事を楽しんでいる人って、みんな同じです。
飲食店のオーナーや、会社の経営者、イラストレーターにセラピスト…。
職種ってことじゃないんですよね。
みんな生命力があるんです。
 
ぎゃーぎゃー喚くとか、活発な議論をしなくても、「あぁ、この人は活き活きしているな」というのは感じるものです。
たとえ、物静かな人でもです。
カラ元気で本当に元気になることもありますが、それとは意味が違うんですよね。
立派に見せる必要もないし、キラキラする必要もないんです。
そうやって見せている現場や人というのは、そういう理由があるのでしょうが、まぁ、随分無駄なことをしているなぁと思うんですよね。
 
かく言うぼくも、ちょっと前までは立派に見せていたこともあります。
でも、そう見せている瞬間のつまらなさは、自分が一番よく感じていたんですよね。
もしかしたら、そう感じる人間だったから、止めたんだと思います。
 
苦しそうにしか仕事ができない人もいるでしょうし、忙しい自慢をしたい人だっているでしょう。
色んな人がいるってことなんですよね。
ま、類は友を呼ぶと言うように、ぼくは「呼吸をするように仕事をしている人」が好きです。

『デザインってなに?』全文公開。

2019.12.9

初めて依頼してくれる方に受けてもらっていたサンポノセミナーの資料『デザインってなに?』の無料公開をはじめました。
全部を公開するかどうかは、悩んだんですけどね。
依頼してもらう人にはそれなりの覚悟もあるわけで、その人たちへの気持ちをどうしようかと思っていたんですが、だけどちょっと待てよ、と。
ぼくの考え方に共感できない人は、そもそも依頼しないんですよね。
 
ぼくがこの仕事をしている理由は、「世の中から無駄なことを減らしたい」ということです。
クオリティの低いデザインが世の中から減ること。
これって、そういうものを生み出す環境や、やりとりも改善されるということです。
職業倫理を働かせている専門家の作ったものに対して、知識も技術もない素人や浅薄な知識しか持たない人があーだこーだと言って、クオリティを下げること。
決定権を持たない担当者に振り回されて疲弊する現場。
これが今の日本で起きていることです。
ぼくはそういう環境を少しでも改善したい。
そう思って、独立をしました。
 
この考え方に少しも共感できない人は、そもそもぼくのクライアントにはならないんですよね。
だから、まだ会ったことのない、誰かに依頼をする人、誰かの依頼を受ける人の役に立つのならこれ幸いと思って、全文を公開しました。
もしも、読んでみて、依頼をしたくなったら、サンポノに依頼をしてください。
その後、引き受けるかどうかはまた別の話ですが。
「デザイン」と聞くと、ちょっと敷居が高そうに感じますが、みんなやっていることです。
それが、効果的に機能しているか、していないかの違いだけ。
専門家というのは、これを毎日、コツコツと積み重ねて知識や技術を磨いている人たちです。
ちゃんと分かれば、ちゃんと依頼できるものです。
 
関係ないですが、YouTubeもやっているので、そちらも見てみてください。
ぼくは自分のYouTubeで、癒されています。
サンポノ動画は癒しのYouTube。
 
※『デザインってなに?』は12月9日(月)14時、最新版に更新しました。
 

英語も趣味。

2019.12.8

今日も「全部趣味」っていうことなんですが、これまた最近よく書いている「英語学習」も全部趣味です。
土曜日は、自分の英語レベルを測るテストがあったのですが、6段階あるレベルの下から三つ目だったんです。
前回のチェックテストは受けられなかったので、今回がはじめてのテストだったのですが、その間に受講したのは一番下のクラスでした。
なので、順当に行けば下から二つ目のレベルだと思っていたのですが、ひとつ飛ばして、下から三つ目だと。
「うぉー!」って嬉しくなりました。
点数で言うと、ギリギリなんですけどね。
でも、嬉しくなったわけです。
絶対に確信を持って答えられたのは125問中、10問あるかないかですけどね。
それでも、半信半疑ながら、「あ、こういうことだよな」というのはわかったんです。
自画自賛なのは重々承知ですが、凄い進歩だと思ったんですよね。
 
そして、今、何を感じているかというと、「もっと英語学習の時間を増やそう」なんです。
これ、趣味にハマる瞬間ですよね。
写真を始めたときもそうでした。
もっと撮影したい、もっと現像したいって、たくさん歩いて、たくさん撮影して、たくさん現像したんだよなー。
山に行くのは、都会から逃げるような気持ちがありましたが、今回の英語は違います。
写真にハマったときのような、そんな前向きな渇望があります。
もっと英語をね、渇いた体にざっぱーんって欲しいんだ。
ね、趣味でしょ。

全部趣味を見つけたとき。

2019.12.7

連日、「全部趣味」について書いていますが、言語化できたのはつい最近なんです。
何年もの間、折に触れてはこのことについて考えてはいたけれど、「あ、これだ!」という確信した言葉は見つからなかったんですよね。
今日は、「全部趣味」という言葉を見つけた瞬間について、お話します。
 
ぼくの特技でもある、関係ないものを結びつけること。
これは何でも仕事に結びつけて考えることができる反面、趣味らしい趣味を持てないでいる面もありました。
何かを始めて、「これはおもしろいな〜」と思っていると、深掘りして、考えますよね。
すると、「あ、これは仕事で使えるな」とか「あっちの案件とも関係あるな」とか「あの人に話したらおもしろそうだな」とかってなるんです。
すると、単なる趣味なものから、仕事の楽しみ方のように変化するわけですが、先日、趣味と呼ばれるものについてネットで検索していたんです。
 
すると、「写真」とか「デザイン」とかも趣味として含まれているんですよ。
「一人でできる趣味一覧」みたいな感じで。
400項目ぐらいあって、それをざぁっと眺めていると、職業一覧のようにも見えるんです。
それで、「あ、全部の仕事って趣味になるんだ」と気づいたのです。
 
人によっては「真剣味が違う」とかって言いそうですが、まぁ、そういう人もいるでしょう。
だけど、それって、苦しさや辛さが出てきますよね。
趣味としてやれば、苦しくなったらやめればいいわけで。
そして、また別の楽しいことを見つけたら、それを趣味にすればいいわけです。
これを仕事に置き換えたら、退職と転職ですよね。
こうやって考えてみると、仕事で発生することはすべて、趣味として考えることができることに気がついたわけです。
 
会計処理の作業だって、人と会うことだって、デザインだって、撮影だって、全部趣味だ。
そうしたら、趣味の楽しさを、これらのことに含ませることだってできるわけです。
逆に、会いたくない人とは会わなきゃいいし、やりたくないことはやらなきゃいい。
だって、全部趣味なんだから。
「All works are hobbies.」、ぼくにとっての座右の銘になったかもしれないです。