Archive for the ‘写真’ Category

大人のレゴナイト。

2019.12.22

「大人のレゴナイト」に行ってきました。
知らない人のために少しだけ説明すると、色とりどりのブロックを組み合わせて遊ぶ「レゴ」のテーマパークがお台場にあるのですが、普段は大人だけでは入場できないルールがあります。
それを、大人だけが入場できる夜を設けて、「大人のレゴナイト」としてイベント開催しているんです。
 
レゴの発祥地であるデンマークに興味があるぼくは、それを知ってすぐに予約して、行きました。
イベント当日までに、久し振りにレゴを買って、予習をしたほどです。
レゴを買って遊んでいる様子は以前書いたので省きますが、レゴナイトに行って一番学んだのは、「主催者側はやり切るってことが大事」ということです。
 
テープカットで始まる入場から、イベント時間中を通しての盛り上げ方は、目を見張るものがあります。
ディズニーの完成度とはまた違った、テンションの高さとその場のノリで盛り上げる様子は、学園祭の大人版とも言えます。
街中でこれはちょっとキツイですが、ぼくらお客さんは、レゴの会場に入ったことで「盛り上がりの共犯者」となり、この祭りのテンションに乗っかった方が楽しいんです。
そう、「大人のレゴナイト」は「お祭り」です。
クリスマスソングに合わせて踊るのは盆踊り、組み立てられたレゴを見るのは祭りの華やかさ、カフェやショップは出店(でみせ)、手足を動かして遊んだり、催し物を見たり、これはお祭りそのものです。
 
いい大人が熱中して、楽しんで、ごはんを食べて、景品に喜んで--お客さんが年齢を考えずに楽しめるのも、スタッフがやり切っているから、引き込まれるんですよね。
そして、やり切るためには、「好き」であることが大前提なんでしょう。
最後に景品を渡してくれる人が一番印象深かったですが、「レゴとこの場所が好きなんだ」ということが、すっごく伝わってきます。
「やるからには、やっちまえ」って、とても引き込まれるんだな。
本当に勉強になりました。
 

「できる」と「必要」は違う。

2019.7.18

この2~3年で気づいたことに、「作るのにはスペースが必要」ということがある。
10年ほど前、高さ2.3メートル、横幅10メートル超の作品を4.5畳間で制作してから、「工夫をすれば、なんでも作れる」と分かったのだが、「工夫をし続けるのは極めて困難」であることに気がついていなかった。
どんな仕事も考えることの連続だし、壁を乗り越えることの連続だ。
だが、工夫が前提になると、困難も前提となる。
そのうちに、作りたいのは困難であるかのような状態になってしまう。
これに気がついていなかった。
「できる」と「必要」は違うってことだ。
目が衰えたら眼鏡が必要だし、体が衰えたらアシスタントが必要。
それと同じように、作るのにはスペースが必要。
 

ハトライアングル

2019.7.6

今日一番の感動。

ぶどうの畑。

2019.7.5

日本にいながら、日本じゃないような景色というのは、贅沢なことだなあと改めて思った。
純日本風の景色も好きだけど、たまにはこういう景色と出会うのも、いいものだ。
どっちが優れているかなんて馬鹿げたことは、もう随分としていない気もする。
 

風が心地いい場所。

2019.7.4

綺麗に刈られた芝生が好き。
綺麗に刈られているということは、人が手入れをしているということ。
つまり、その人が生きた証でもあるんだな。
「綺麗」であることは、立派な仕事だと常々思う。
こういう仕事をしていると「抜け感」や「くずし」などが玄人っぽく、技能が高い気もしてしまうものだが、「綺麗に整える」という基礎をひたすらやれる人の方を、ぼくは尊敬する。