Archive for the ‘心の健康’ Category

違いのわからない人がこだわる。

2018.10.17

ぼくの仕事で驚かれることのひとつに、「どっちでもいい」があります。
こういう仕事をしていると、小さなことにも口うるさく指摘をして、とことんこだわるイメージがあるのでしょう。
「違いのわかる人」を装うのにはうってつけです。
けれども、ぼくはこの逆に当たる「どっちでもいい」を頻繁に口にします。
 
多いのは、言葉尻です。
ライティングの大前提に「その」よりも「この」の方がいい、とか、
短い方がいい、とかありますが、
一点もののオーダーメイド製品をつくるようなサービスとは違い、概ね現代のサービスって似たり寄ったりなので、言葉尻で大きく差が出ることはないのです。
 
ただ一方で、「頑固」とも思われることもあります。
サービスの根幹から悪い方へ外れてしまうときです。
「うーん、危険だなー」と言葉を漏らすときがありますが、こういうときにぼくは根幹に戻そうとします。
 
根幹からずれない範囲のことであれば、たいていのことはどっちでもいいことなのです。
根幹なのか、枝葉なのかの違いがわかれば、もう十分です。
違いがわからない人が、枝葉の違いに囚われるのです。

医者のお噺。

2018.10.14

久しぶりに病院に行きました。
ここ数日、喉の痛みがつづき、しゃべるのも辛くなってきたのです。
 
この街に引っ越してから何かあると通う病院。
一回りくらい年上の女性のお医者さんで、さくさくと話してくれるので、ぼくは好きなんです。
「風邪には抗生物質は効かない」というのは、最近では広まっていますが、この先生もこういう説明の後に、ぼくの持病のことや、いまの症状から総合的に判断して処方を選んでくれます。
 
てきぱきしているのに、言葉の選び方に愛嬌があるので、機械的に説明を受けている感じではなく、相談がてら先生の噺(はなし)を聞いているような、ちょっと楽しくなるのです。
診察室から出てくる患者さんたちの顔が微笑んでいるのは、たぶんぼくと同じ印象を抱いているからでしょう。
診察落語があったら、みんな健康になるのでしょうか。
 
ちなみにぼくの症状は溶連菌からの扁桃腺炎です。

いいお菓子といいお茶。

2018.10.8

ぼくは「お茶の時間」が好きなのだなぁ、と思いました。
「お茶の時間」は「お菓子の時間」でもあります。
昼寝も好きですが、近くに飲み物を倒れないように置いていたりします。
ちょっと話がそれましたが、喫茶店でお茶をするのも好きだし、自宅でお茶を淹れてひといきつくのも好きです。
 
甘味は手作りだったり、いいお菓子の方がいいです。
いいお菓子には、いいお茶を合わせたくなるでしょう。
いいお菓子といいお茶を目の前にして、集中モードで仕事はできません。
本当にひといきつくことができます。
 
もしも、お茶とお菓子があっても、仕事をしながら食べるようなことになるのなら、心の状態はあまりいいとは言えないです。
いいお菓子があるのなら、いいお茶を淹れて、ひといきつく。
こういう時間を、もっと増やしていきたいです。

弱みを言える人。

2018.10.5

連日、例の整体の先生のおもしろさについて考えています。
最初に「おもしろいなー」と思ったのは、以下の会話のときです。
 
先生「うちはストレッチがないのが弱点なんですよ」
江口「そうなんですか?」
先生「だって、ストレッチって気持ちいいじゃないですか。体が伸びるし、やった方がいいですよ」
 
自分の弱点を言えるのって、現代の風潮とは真逆でしょう。
しかも、それもおすすめしてくるっていうのが、いいですよね。
自信がないのではなく、自分のやれることを把握して、やるべきことをやっているんでしょう。
ちょうどぼくも、「自分の弱さを知っている人の方が強いよなー」と思っていたときだったので、とてもいいタイミングで会ったんだと思います。
なかなか珍しい人だと思うんですよねー。

面白い人柄。

2018.10.4

ふと、いま気づいたのですが、楽しい気持ちを感じている気がします。
いつから感じているのかというと、昨夜の整体院からです。
一日中仕事をしていて、軽い頭の締めつけ感はあるけれど、イライラはしていないなー、という感じです。
久しぶりにこの感覚を抱いています。
 
これって、整体院の先生のスキルなのかと言ったら、違うでしょう。
結果が伴うってことはスキルがあるってことなのでしょうが、スキルがあっても結果が伴わないことだってあります。
面白い人柄が、結果を引き出しているような気がするんですよね。
 
早口なのにやわらかい感じ、ちょっととぼける感じ、営業ぽさがあるようなないような憎めない感じ。
この人柄に、ゆるゆるな整体と、頭の痛みがとれちゃった結果がまるっと合わさって、いい気持ちを抱かせているのです。
 
スキルだけで勝負できることなんて案外少ないんですよね。