作ったら寝かせる。

2019.2.16 ビジネスの健康, 日々のこと

仕事をし続けていると書くネタもあまりないなぁ、と思います。
なので、仕事のことを書き連ねていきます。
 
作業を進めているとき、とても大事にしていることのひとつに「寝かせる」があります。
いいと思ったところで手を止めて、しばらく別のことをします。
ロゴやキャッチコピーの場合は、壁に貼って、数日は置いておきます。
時間が許すなら数週間寝かせることもあります。
寝かせている間に、「いい」と思っていたものにもアラが見つかったり、適していないと気づくことがあります。
 
これは、即座に気づくってことはないです。
気づく速度をはやめることはできるかもしれませんが、人間というのはやったらやった分だけ「いい」と思いたくなるものです。
だから、以前にボツにしたけれど、磨き方を変えて復活採用、なんてことももちろんあるのです。
こういうのは、寝かさないとできないことです。
格好良く言えば「推敲」なんだけどさ、ゴロンと横になって寝たいんじゃないの?なんてね。
作品もさ、生きていると思うんだよね。

最初の欲望とは。

2019.2.15 心の健康, 日々のこと

ランチ難民になるときがある。
お昼ご飯を食べるお店がなかなか決まらずに、彷徨いつづけることだ。
誰が最初に言ったのかはわからないが、社会人になって、いつのまにか自分でも「ランチ難民」という言葉を使うようになった。
 
お店が決まらない理由はたくさんある。
定休日だった、席が空いていなかった、気に入らなかった、などなど。
こういう理由が重なると、いつのまにかランチ難民になる。
そして、理由のうち、「気に入らなかった」が最も後悔する。
昨日がそうだった。
 
中華が食べたいと思いながら妻を駅まで送り、さらに歩いて駅にも自宅にも距離があるお店にするか、駅から戻って自宅を通り過ぎた近所のお店にするかを悩んで、後者を選んだ結果、定休日だった。
しかし、この選択肢の中に本当は、駅と自宅の間にもう一軒あったのだ。
以前食べて、お店の人の雰囲気が合わなくて、候補から外していた。
 
その結果、ぼくはランチ難民になり、昼食を食べるお店を探しに寒空の中、彷徨いつづけた。
蕎麦屋は満席。
唐揚げ屋は弁当で調理の間、外で待つ。
家の前の喫茶店は火曜日も行った。
他の喫茶店も今日の気分じゃない。
候補から外した店に行くのは馬鹿らしい。
自炊は嫌だ。
 
ここまでくると単なる駄々っ子と変わらない。
いい理由ではなくて、嫌な理由しか見つからなくなる。
こうなると、最初の「中華が食べたい」という欲望に、「気に入る店で食べたい」という欲望が加わっていることに気がつかなくなるんだ。
苦しくなるのは、自分のせいでもあるんだよな。

「自分の弱さを知ること」と「弱い人になること」の違い。

2019.2.14 日々のこと

昨日は「自分の力を伸ばしてきた人同士が出会うことで起きる化学反応。」ということを書いた。
ちょっと考えていたんだけど、「弱い人」というのは、ごちゃまぜの土俵に上がれるのだろうか。
いままでだったら、弱い人というのは保護される対象だった。
いまもそうだろう。
むしろ、「自分は弱い」と言っちゃった方が得をすると考える人は、宣言しやすい世の中になった。
けれど、考えてみると、自分で自分のことを「弱い人」と宣言して何かを得てしまうということは、プレーヤーにはなれないことも意味している。
病気や怪我をしたら休むし、保護を受けた人にはそれなりの制限がかかってしまう。
保護が手厚くなれば、その分、やっかみも増える。
少なくとも、「自分の弱さを知ること」と「弱い人になること」は似ているようで、まったく異なる。
力を伸ばすということは、その分、自分のできないことや弱さを知ることになるけれど、そういう人は強い。
だから、ごちゃまぜになっても、仲間の強さや弱さを慮って、ごちゃまぜの一員になれる。
ということは、ごちゃまぜにも、一定の基準のようなものがあるんだ。
交差点を考えてみても、信号を守れなければ、交差点が使えないように、ごちゃまぜの土俵に上がるには、それなりの力が必要なんだ。
お客さんになるにもお金は必要だし、土俵に上がるには力が必要。
すると、注文だけつける人は、どこに居場所があるんだろうか。

ごちゃまぜ最強説。

2019.2.13 ビジネスの健康, 日々のこと

萃点(すいてん)という南方熊楠さんの考え方があるけれど、ほんと、これからの時代は、そういうものがいいんだと思う。
ごちゃまぜって言ったらいいのかな。
いろんな人や物の出会いっていうんだろうな。
こういうのがすげぇ、いい化学反応を起こす。
 
でも、チームプレーとは違うんだよなぁ。
自分の力を伸ばしてきた人同士が出会うことで起きる化学反応。
だから、化学反応が終わった後は、ちゃんと自分の帰る場所もある。
クラブチームが帰る場所なら、日本代表のチームが、それです。
いつもは敵同士でも、共闘する場面になったら、一緒に張り切ろうぜ、となれる関係性。
ま、敵同士じゃなくてもいいんだけどさ。
ただ、常日頃から一緒にいると生まれてしまう統制や匂いとは違う毛並み同士が出会って生まれるエネルギーが、これから随分と面白くなりそうだ。
 
クライアント自慢になっちゃうけどさ、俺の依頼人は、この嗅覚がけっこう優れている人が多いんだよね。
あ、いまの季節においしい、鍋物もごちゃまぜですね。

いちにちいちにち。

2019.2.12 ビジネスの健康, 日々のこと

月曜は祝日だった。
「建国記念の日」だそうな。
ぼくが住んでいるマンションの隣では、新しくマンションを建てようと工事をしている。
建国記念の日に、マンション建設。
「建設記念の日」と言いたいが、彼らは日曜日以外は毎日仕事をしているので、記念でもないな。
朝の歯磨きを窓際に立って行う癖がぼくにはあるが、朝の八時には、既に工事が始まっている。
作業の人、重機に乗る人、交通整理をする人。
おそらく現場に来ないで仕事をしている人もいるだろう。
彼らの作業を見ながら歯磨きをしていると、この一日一日の作業が、大きな建物をつくるんだと勇気づけられる。
どんなに途方もないことでも、一日ずつ作業をすれば、いつかは完成するのだ。
ガウディじゃなくても、一日ずつ進めること。
作業量も、思考量も途方もなかったとしても、ちょっとずつ毎日やれば、いつかは終わる。
本当、すごいよ、工事のおっちゃん。