Archive for 2016.1

2度目のサイトリニューアル。

2016.1.30

2度目のホームページリニューアルをしました。自分のホームページを持ったのが2007年で、2012年に一度目のリニューアルをしたから、4〜5年のペースでリニューアルをしていることになる。
 
考えるに、ホームページの寿命はそのぐらいだろう。そして、リニューアルの要因には、人々の生活の変化が大きく関わっている。
 
パソコンがなかった時代にはそもそもホームページは必要なかったし、パソコンからスマートフォン、タブレットの登場で、人々の生活や流行は変化していった。ITが普及する前に、臨床試験がある。それを数年繰り返し、ある程度のところで製品化し、人々がその利便性に気づくと広まり、広まることで新たな不具合をアップデートして恒常化される。
 
すると、恒常化される前に当たり前だった生活は一変し、「足りない」や「適さない」ということになる。
 
そのサイクルが4〜5年でもあるのだろう。5年前のスマートフォンの普及率を考えたら、まぁそうだろうな。そして、次は、シックスセンス系の機器が生活の当たり前になっていくんだろうなぁ。どこかで試せないかなぁ。

子どもの力。

2016.1.23

昨日は、大学時代の友人・先輩達と会っていたのだが、終始、子どもに遊んでもらっていた。いつも思うのだが、子どもは不思議だ。あれだけの大人を夢中にさせ、翻弄させる力。そして「子どもは未来だ」と思わせ、人を動かす力がある。
 
疲れ切った心身であり、体を動かすことも億劫だったはずなのに、子どもと遊んだ後は、なぜかエネルギーが入っている。
 
自分も含め、大人というのはいつの間にか金、縄張り、立場など多くの要素での競い合いをし続けるようになる。そんなものは無駄だということが分かっているのにだ。
 
しかし、時代は変わりつつある。
 
当たり前の善意、当たり前の高潔さが仕事に結びつくようになっている。そうやって人々は動くようになっているし、それを信じられる力を補充させてくれるのは子どもの力だろう。

場所。

2016.1.17

海があって、空があって、星があって、太陽があって、月があって、地球があって、宇宙があってと、さっき、瞑想中に感じていたら、「どこに行っても同じだし、だからこそ違うもんだよなぁ」ということを思った。環境によって、人は能力が伸びたり、体調を崩したりと十人十色だが、合う場所を見つける旅をずぅっとしているようだ。

10年。

2016.1.11

ちょうど10年前、大学の卒業式を控えながら、僕は猛烈な勢いで作品を作っており、その年の夏に初個展をした。その前の年は、制作を止めて、自分にとって「モノ作り」は必要な行為かどうかを確かめていた。そして、必要と知った後、破竹の勢いで4作品同時に作り始めたのだった。
 
「タナトスの逆転」、「E-VIRUS」、「いつかの空の下、僕は何を見ていたのだろう」、「Uneasy Drive」
 
ひたすら作っていた。引っ越し先も探していたし、これから始まる日々にワクワクしていた。それから10年。時代はデジタル全盛になり、ポートフォリオもWebになり、スマートフォンで撮影もするようになった。しかし、根っこは変わらない。自分がワクワクして、興奮できるかどうかで物事を選んでいるのだ。いかに効率化が進もうとも、昔から効率的な方が好きだし、たとえ非効率でもそちらの方が興奮できたら、そちらを選んでいた。
 
話し方や見た目などの外的要素は変わったとしても、内的要素である性質は変えようがないのだ。そんなことを、HPに載せる作品を選びながら考えていた。

戻ってきている。

2016.1.10

HPのリニューアルも佳境に入り、今月末にはアップできるだろう。先月、低体温ということが発覚してから考え方がシンプルになってきている。いや、戻ってきていると言った方が正確なのだろう。
 
朝食を食べるようになり、筋トレの負荷を増やし、読書をするようになり、次のステップへ調べものをしている。それとともに、無駄だと思ったことは私生活でも仕事でも徹底してやらないようになってきている。
 
これらは、以前の僕だ。その僕が戻ってきている。そんな中、出会ったのが、本田直之さんの『ノマドライフ』という本だ。この本の中で書かれていることは、かなり僕の考え方と近い。
 
どこでも仕事ができるようにするために、入念に準備をしておく。浪人時代、大学時代、フリーの時代、ITスキル習得の時代、そしてデザイン会社の時代。すべてが今の僕に集約されているし、これからの僕の基盤になるだろう。同時に、基盤は色々な人と出会うことによって、増えていくだろう。それは、曼荼羅であるし、萃点の思想だ(萃点については南方熊楠さんについて検索すると出てくる)。
 
そして、仕事と遊びの垣根なんてずうっと持っていなかった。それが「仕事は生活」という僕の言葉の所以だ。
 
HPリニューアルを正月休みの間にしていたのだけれども、僕は何も苦痛を感じなかった。新しいスキルを手に入れることや、それが形になっていくこと、そして、友人たちにこれを伝えていくという僕の次の展開に、僕はワクワクしている。
 
そう、仕事は生活なのだ。ワクワク、ヒリヒリしてなんぼだ。