Archive for 2013.7

正確な体重

2013.7.21

体重って不思議だな〜と思います。昔の名残りか、毎日、お風呂上がりに体重計に乗るんですが、微妙に変化しているんですよね。数百グラム単位で増えたり減ったりを繰り返すわけですが、「あぁ、お腹が張ってるなぁ」というときでも、体重は減っていたりするんです。もちろん体脂肪も。

それが正確な数値かはわかりませんが、ただ一つ言えるのは「僕、◯キロですよ」というときは、違う体重かもしれないってことです。

自分も含めて人って、適当に話をしているんだなぁと思いました。ちゃんちゃん。

実は必要

2013.7.20

髪の毛が伸びること、爪が伸びること、髭が伸びること、鼻毛が伸びること、今更ですが、たくさんの不思議が体にはありますよね。

しかも、不必要とも思われやすいことも含まれています。

でも鼻毛でさへなかったら、微粒のゴミが鼻から体の中へ、するすると入ってしまうと思うんです。

そう考えたら、けっこう役立つんだな〜とも感心するし、日本人の体の弱さときれい好きの関係性も、なるほどな〜と思っちゃいます。

そうやって考えてみると、何でも必要だったりすんだな〜って感心しちゃって、似たようなことを探してみたくなります。耳垢の必要性とか。

理由

2013.7.19

僕のような経験をして欲しくない――そんな動機が、僕の「社会システムを変える」行動に結びついています。僕が毎日、話し、作り、力をつけたい、成長したいと動き、失敗を恐れないようにしているのは、誰も僕のような経験をして欲しくないという想いがあるからです。人と人とに境界線を設けて差別をするというのは、どんな時でもありました。病人、常識知らず、天才肌――どんな時でも悪い方、良い方の両面がありましたが、マイノリティであることは、最終的には、この国では悪い方に転がります。その都度高まる怒りや憎しみの感情、「自分が一番だ」という我執、それらの感情を自分で自分に向けてしまう日常。そんな疲れる人生を、誰にも歩ませたくないのです。

そのためには、「やりたいことをやる」という意識を広める必要があります。やりたいことをやっていれば、誰かの成功も手放しで喜べるし、足を引っ張ることの時間と労力の無駄さがわかります。そして、やりたいことをやっている人達で集まれば、自分の理想に近づけることもわかります。それが相手の理想にもなっているし、相手の理想が自分の理想になっていることにも気が付きます。その楽しさを共有できたら、知ってもらえたら、真の意味で、どれだけ世界は発展するんだろうか。そんな社会、楽しみで仕方ありません。そして、作れるんです、僕らの意識次第で。

正義と悪

2013.7.17

物事って一辺倒ではないとは常々思っているのですが、とても恐ろしいな、という場面にちょくちょく出会います。
 
正義の使者は悪の使いでもある――それに気が付いていない人との会話です。そこに気が付いている人との会話は、こちらが「そこまで背負わなくても」と思うほど、「やりたいことをやっているだけ」と困ったような顔で話し、決して説教をしません。そして、その人達の「やりたいことをやる」という言葉が、僕らの救いになりました。
 
一方、正義と悪が表裏一体であることに気が付いていない人は、道徳的な言葉を並べながら怒り、説教をします。目の前にいる人達は確実に、傷ついています。そうすると、傷つけられた相手は反面教師で成長するか、怒りを増幅させるかのどちらかに進みやすくなります。
 
これは、平和を謳うことが多い世界にも関わらず、争いがなくならない理由でもあるはずです。
 
若い頃にこの仕組みに気付いて本当によかったと思います。

ハッピーエンド

2013.7.17

目黒シネマにて「テッド」と「ルビー・スパークス」を観てきました。コメディとラブストーリーを進んで観るのはかなり久し振りです。「あっはっは」、「じ〜ん」、「ふふふっ」なんてな具合に顔がほころんでいました。というのも、2つともハッピーエンドなんです。

ハッピーエンドは、僕が作品に求めていることで第一位かもしれません。僕も昔は、攻撃や説教を最後に持ってくるような作品を作っていましたし、そういったものが好きでした。ウィットがあるように見えますもんね。

でも、笑顔の強さがわかると、誰かや自分を幸せに出来ないものを、わざわざ作る必要がないことに気付き、以前の態度が馬鹿らしくまではいかなくとも、自分がやる必要性を感じなくなりました。

手放しで感動できるもの——その強さを求めているっていうのかな。ストレートの強さってあるもんね。