理由

2013.7.19日々のこと

僕のような経験をして欲しくない――そんな動機が、僕の「社会システムを変える」行動に結びついています。僕が毎日、話し、作り、力をつけたい、成長したいと動き、失敗を恐れないようにしているのは、誰も僕のような経験をして欲しくないという想いがあるからです。人と人とに境界線を設けて差別をするというのは、どんな時でもありました。病人、常識知らず、天才肌――どんな時でも悪い方、良い方の両面がありましたが、マイノリティであることは、最終的には、この国では悪い方に転がります。その都度高まる怒りや憎しみの感情、「自分が一番だ」という我執、それらの感情を自分で自分に向けてしまう日常。そんな疲れる人生を、誰にも歩ませたくないのです。

そのためには、「やりたいことをやる」という意識を広める必要があります。やりたいことをやっていれば、誰かの成功も手放しで喜べるし、足を引っ張ることの時間と労力の無駄さがわかります。そして、やりたいことをやっている人達で集まれば、自分の理想に近づけることもわかります。それが相手の理想にもなっているし、相手の理想が自分の理想になっていることにも気が付きます。その楽しさを共有できたら、知ってもらえたら、真の意味で、どれだけ世界は発展するんだろうか。そんな社会、楽しみで仕方ありません。そして、作れるんです、僕らの意識次第で。

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