Archive for 2013.4
何回みたんだろう
2013.4.7
『ダークナイト』(監督:クリストファー・ノーラン)を観ていた。既に何度かここでも書いているし、知っている人も多いが、僕はこの映画を何度も観ているし、大好きだ。
バットマン、デント、ジョーカー —— 3人の信念の話でもあり、一方から一方へ変わってしまったデントが、一番、人間味があると感じてしまう。期待を裏切られた時、進んだ道によって挫折を余儀なくされた時、悲しみや怒りに支配された時、人は自分にではなく他者へ憎しみの矛先を向けやすい。それは、当初の信念が強ければ強いほどに。
僕にだってその性質はあるはずで、しかし、憎しみは争いしか生まず、そんな状態は——。だから、いつの頃からか、僕は最悪のことを想像するようになり、それは僕にではなく、最愛の人や、仲間、家族に矛先を向けられることだった。そして、「どうしたら赦すことが出来るか」ということをよく考えるようになった。そうしている時、僕は言葉を失い、絞り出すように「つらい」と声を漏らしてしまう。
『ダークナイト』(監督:クリストファー・ノーラン)を観ていた。既に何度かここでも書いているし、知っている人も多いが、僕はこの映画を何度も観ているし、大好きだ。
バットマン、デント、ジョーカー —— 3人の信念の話でもあり、一方から一方へ変わってしまったデントが、一番、人間味があると感じてしまう。期待を裏切られた時、進んだ道によって挫折を余儀なくされた時、悲しみや怒りに支配された時、人は自分にではなく他者へ憎しみの矛先を向けやすい。それは、当初の信念が強ければ強いほどに。
僕にだってその性質はあるはずで、しかし、憎しみは争いしか生まず、そんな状態は——。だから、いつの頃からか、僕は最悪のことを想像するようになり、それは僕にではなく、最愛の人や、仲間、家族に矛先を向けられることだった。そして、「どうしたら赦すことが出来るか」ということをよく考えるようになった。そうしている時、僕は言葉を失い、絞り出すように「つらい」と声を漏らしてしまう。
脱線が重要
2013.4.6
いつの頃からか物事の中心的立ち場や、トップの立ち場になることが多かったが、何が楽しいって「皆が楽しそうにしているのが楽しい」のだ。昔は、自分の思い描いた通りに仲間が動いて、課題や物事がクリアーになっていくことが一番興奮したかもしれないが、今はそれ以上に、「皆が楽しそうに動いていること」の方が良い状態だと感じてしまう。自分にも、仲間にも未知の領域を発見する楽しさを期待しているし、不安や恐れよりも、わくわくする方が強い。
そこで重要になるのは会話だ。単純に、課題解決のために、最短距離で進めた会話は、貧弱な結果と齟齬が多い道を歩みやすくなる。一方、明後日の方向に進まない程度の脱線が多い会話は、豊かで強靭な結果と齟齬が少ない道を歩みやすくなり、最終的には会話を端折った(はしょった)場合よりも、短時間で解決できたりする。
経験論だから、僕だけかもしれないけれどね。でも、日本人が感じている閉塞感や不安感を、解消するきっかけにはなるんじゃないだろうか。
いつの頃からか物事の中心的立ち場や、トップの立ち場になることが多かったが、何が楽しいって「皆が楽しそうにしているのが楽しい」のだ。昔は、自分の思い描いた通りに仲間が動いて、課題や物事がクリアーになっていくことが一番興奮したかもしれないが、今はそれ以上に、「皆が楽しそうに動いていること」の方が良い状態だと感じてしまう。自分にも、仲間にも未知の領域を発見する楽しさを期待しているし、不安や恐れよりも、わくわくする方が強い。
そこで重要になるのは会話だ。単純に、課題解決のために、最短距離で進めた会話は、貧弱な結果と齟齬が多い道を歩みやすくなる。一方、明後日の方向に進まない程度の脱線が多い会話は、豊かで強靭な結果と齟齬が少ない道を歩みやすくなり、最終的には会話を端折った(はしょった)場合よりも、短時間で解決できたりする。
経験論だから、僕だけかもしれないけれどね。でも、日本人が感じている閉塞感や不安感を、解消するきっかけにはなるんじゃないだろうか。
まだまだ 2013.4.5
久々に作品の…
2013.4.4
人間の幸せについて分かってしまってからというものの、残したいものが変わってきたし、選択肢の使い方も変わってきた。30歳という年齢で「生き切った感」を抱いてしまったことに、周囲は「早過ぎる」と言うけれど、腑に落ちてしまったものは仕方がない。差別を受け、隔離され、賞賛を受け、必要とされ、人間の天と地を見たことは人生の速度を増していた。
自分のために作品を作ることは、もう出来ないかもしれないけれど、技術の高みに登りたいと思い、藝術の女神に感謝をしている。惚れた女に命をとられるのは、男としてこの上なく幸せなことだと思う。神だろうが、人間だろうが。
模写をしていて、肘が痛くなって考えていた事。
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最近は人と会っているとき以外は、デッサンをしたり、ラフを描いたりと基礎固めをしている。写真家らしくないかもしれないが、写真家は絵が描ける必要があると思っている。いや、写真家だけではない、デザイナーも彫刻家も造形美術に携わる人間は、絵が描けた方がいい。
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僕が写真家でありながら他のクリエイティブなことをしているように、「そのもの」の重力に引っ張られ、捕まってしまった人達がいる。僕の場合は藝術だったということだ。写真からも、デザインからも、ましてや人間からも逃れることが出来ない。面白いな〜、と思ってしまうのは、重力に引っ張られた人の方と話をした方が、話終った後に「有意義だったな」と思えるのだ。所謂、仕事人間だから、他の職業にも共通する部分まで潜れるんだろうね、逆説だね。
人間の幸せについて分かってしまってからというものの、残したいものが変わってきたし、選択肢の使い方も変わってきた。30歳という年齢で「生き切った感」を抱いてしまったことに、周囲は「早過ぎる」と言うけれど、腑に落ちてしまったものは仕方がない。差別を受け、隔離され、賞賛を受け、必要とされ、人間の天と地を見たことは人生の速度を増していた。
自分のために作品を作ることは、もう出来ないかもしれないけれど、技術の高みに登りたいと思い、藝術の女神に感謝をしている。惚れた女に命をとられるのは、男としてこの上なく幸せなことだと思う。神だろうが、人間だろうが。
模写をしていて、肘が痛くなって考えていた事。
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最近は人と会っているとき以外は、デッサンをしたり、ラフを描いたりと基礎固めをしている。写真家らしくないかもしれないが、写真家は絵が描ける必要があると思っている。いや、写真家だけではない、デザイナーも彫刻家も造形美術に携わる人間は、絵が描けた方がいい。
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僕が写真家でありながら他のクリエイティブなことをしているように、「そのもの」の重力に引っ張られ、捕まってしまった人達がいる。僕の場合は藝術だったということだ。写真からも、デザインからも、ましてや人間からも逃れることが出来ない。面白いな〜、と思ってしまうのは、重力に引っ張られた人の方と話をした方が、話終った後に「有意義だったな」と思えるのだ。所謂、仕事人間だから、他の職業にも共通する部分まで潜れるんだろうね、逆説だね。