Archive for 2013.1

午後は休み

2013.1.12

一昨日、昨日と午前中にやるべきことを片付けて、後は映画を観ていた。というのも、鼻の入り口に出来てしまったヘルペスの治りが遅く、どうやら免疫が弱っているときに出てきてしまうようなのだ。
 
日頃の制作に加え、技術習得、通常以上の運動やら、連絡事で期日を見せずに待たされることが続いたりで、気付かずに溜まる黒い靄が形に出てきているのでしょう。「まぁ、ちょうどいいか」と思って、先のような映画を観る時間を二日間設けたのだった。
 
そんなにゆっくりするのは久し振りで、気分的には休めているのだが、都会の大人の世界は心も体も完全に休みはやってきません。メール程度のことは色々なことで進めていました。
 
やはり、便利になるのは、気遣わなくてもいいという配慮のなさが育つことにも繋がってしまうが、相手がいるということは、どんな些細なことでも相手のエネルギー、時間、金銭という様々なコストが発生して、相手にも予定があるので、便利なものを使うときには気をつけなきゃいけないよな~、なんて思っている今日この頃。
 
こればっかりは、人に言われてどうにか出来る問題じゃなく、見合ったものが生まれなければ、関係は終っていくんだけどね。飲食店に行って、長時間待たされた挙句に「はいよ」と出された料理を「最高に美味い!」とは感じないでしょうに。配慮って、それと同じだと思うんだけどね。恫喝しても意味がないことを知っているのも、経験か。

英訳進めてます

2013.1.11

英訳しました。
 
I have translated into English.

微か

2013.1.11

あれが完成しているのかもしれない。ここ数日は作品の前にいるだけの時間が増えた。手は動かず、静かに対話をして時間が過ぎている。もしそうだとしたら、約束を果たさなきゃいけないだろうな。何も憎む必要がなく、何に怒る必要もないことを教えてくれた。俺が生まれた理由を教えてくれた作品たち――その先にいる人との約束だ。自分が望めば、今日も世界は美しい。
 
作業から離れ、丘の上にある樹々とベンチだけがある公園で、しばらくの間、自然の音を聞いていた。鳥のさえずり、絨毯となった落ち葉や樹々のすれる音など目立つ音から始まり、枯れ葉が落ちる音など静かな音へと移る。その移りは、自身の音でも同様であり、呼吸する音、唾を飲み込む音から始まり、関節の音、筋肉の音へと移り、最後に心臓の音が聞こえてくる。自分が聞く態度を持てば、今日も世界は雄弁だ。

(自分の)体

2013.1.10

勝負をする土俵や相手が変わってきている。「比重が変わってきている」と言った方が適切かもしれない。昔も、自分や作品、天や地などといったものが勝負の相手や土俵に含まれていたが、世界だとか、人の声だとかが含まれる比重が、もうちょっと大きかったような気がする。今はそれらが無くなったかと言われたら、100パーセント無いとは言えないだろうが、「どうでもいい」と言うからには、100パーセントなのかもしれない。
 
ここでも話したが、車に挑んだり、体が震えたり、足が血で赤くなるまで運動したりというのは、「写真家であるために」という領域からは離れているのかもしれず、ただ単純に、命がヒリヒリすることを求めているだけかもしれない。
 
天があって、地があって、俺がいて、作品がある。
 
そうであるならば、作品は俺であり、既に俺は作品であり、天地に含まれる俺達は既に天地と一つであったと。この命が燃える感覚、あのヒリヒリした感覚だけが、俺を「生きている」と感じさせてくれていたが、体によって黒い靄が俺を支配するのなら、体を手放した方が断然いい。

カレーの話 その2

2013.1.9

昨日の続きになってしまうが、カレーの話。浪人時代に通っていた「夢民」というカレー屋さんの、店員のお姉さんが可愛かった(はずだ)。お勘定の際にコーヒー飴をくれるのだが、手添えで渡してくれて、キラキラした目をしていた(はずだ)。
 
水にさらしたオニオンスライスをトッピングにすること、野菜炒めの材料で美味しいカレーが出来ること……何よりも、しょっぱさではなく、深みがあって旨味がある辛さを体験させてくれた。このカレー屋さんがなければ、僕はここまでカレーを追究することはなかっただろう(お姉さんは作っていなかったけど)。
 
高校までにそこまでカレーにハマらなかった理由に、市販のルーの味が挙げられる。全部を試したわけではないけれど、市販のルーはしょっぱさが際立つために、ご飯にかけるカレーとしては、あまり好きではない。しかし、市販のルーが嫌いかというとそうでもなく、カレーうどんや、カレーパンには必要不可欠な存在だ。ここぞというときに欲しい選手なので、「君がキーマンだ」と言って温存してもらう感じだから、控えの選手なんだけど、「本当に君なしでは生きていけない」と、勝手なことを言いたくなる瞬間がある。
 
けどね、そんな「カレーの日々」をくれた夢民も閉店しちゃったんだ。池袋店が閉まっていたのは風の噂で聞いていたけれど、HPを見てみたら、早稲田店も閉めることにしたようだ。けれども、病気の体をおして続けてくれていたみたいで、早稲田店に行ってなかったことをちょっぴり後悔。しかーし、カレーの日々はしっかりと僕の中で育っています。むくむくと芽が出て、カレーの花が咲くといいな~。
 
カレーって美味しいよね。