Archive for 2014

自分のやりたいことをやる素晴らしさ。

2014.10.19

堀江貴文さんの『ゼロ』を読み、とても共感した。日本の「空気感」を変えたいと思い、そのために自分に適した方法で動いていることが書かれており、「同じ種類の人間だな」と感じた。
 
彼も偏見と闘ってきたし、今も闘っているのだろう。だからこそ、「成功者の足を引っ張る空気感」に気付き、その被害を他の仲間達に経験させたくないのかもしれない。もし、そうなら同じだ。
 
昨年、アメリカに行って良かったのは、その空気感が感じられなかったということだ。もちろん、大なり小なりの差はあるのだろうが、それでも、成功者に喝采を送り、同じ目線で話をするのが当然であった。
 
機微に気付くこと、仕事の丁寧さなど、日本にもたくさん良い所はあるが、閉塞的な空気感は変えたいのだ。自分のやりたいことを一生懸命にやっていれば、集中している内に時間が過ぎるのだから、誰かの足を引っ張ろうなんて暇は生まれない。そして、足を引っ張ろうなんて妬み根性を教えるのではなく、自分の好きなことを信じて行う素晴らしさを、僕ら大人は伝えていく必要がある。

ビジネスモデル。

2014.10.18

そういえば、ぎっくり腰でお世話になった医者に感心した。WEBの口コミ評価で僕は選んだのだが、お世辞にも先進的でもないし、立地的にも恵まれているわけでもない、所謂「町医者」であった。しかし、受付で「一時間以上お待ち頂くことになります」と言われるほどの、人気振りである。
 
院内を見渡せば、爺さん、婆さんで埋め尽くされているのだ。井戸端会議のようでもあり、見知らぬ人にも話しかけているようでもあり、何ともフレンドリーな患者さんである。
 
しかし、なぜここ? この地区にはたくさんの整形外科があるのに、わざわざ立地としては悪い方に入るここがなぜ混むのか——答えは簡単だった。
 
送迎車が絶えず走っていたのだ。1台しかないようだが、到着してはすぐに出発することを繰り返しており、地区内であれば、やり過ぎなほどである。それでも、爺さん婆さんが車に乗り込んだと思えば、別の爺さん婆さんが出てくる。こりゃあ、休む暇がないわ。
 
そして、家にいては一人かもしれない爺婆も、ここに来れば「話し相手」が見つかり、足の悪い自分を送迎車が運んでくれる。都会に暮らしていると、孤独というのは、一番の敵になる。そこを上手いことケアしている医院。なるほど、こういうビジネスモデルもあるのだな、と感心した。

転んでも、ラッキー。

2014.10.14

ギックリ腰二日目。結論から言うと、「やっぱり俺はラッキーだな」と思ったのだ。予定は全てキャンセルにしてしまったけれど、元々、今日は休みにしていたし、ゴロゴロする日を久しぶりに手に入れているのだ。ちょっとヤンママが入っている看護師さん達は可愛かったし、かねてから心配していたヘルニアは思い過ごしだったとわかった。

風呂場は直らないけど、久しぶりに湯船に浸かることも出来ているし、スマホを変えたことでFFで懐かしい気分を味わえた。

転んでも、ゴロゴロ転がって楽しんでやるぜ。

何も持っていなかった人間。

2014.10.13

ちょっとずつ、ちょっとずつだが、一週間に一度の間隔で家にあるものを身軽にしていっている。昔から家にあるのは作品、機材、資料、生活用品ぐらいだが、それでも「減らそうと思えば減らせる」ことに気がついていたのだった。そんな「頭の片隅にあった荷物」を片付けてしまいたくなったのだ。
 
僕らは生きているうちに、たくさんの想いや物を積み重ねていく。それは悪いことじゃないが、本来、人は何も持っていない生き物だった。「これは大事、あれも大事」と残しているうちに、「これも大事かもなぁ、あれも大事かもぁ」、「いや、これはもしかしたら大事かもしれないぞ」など、余分なものが付着してくる。
 
これは、人間関係も同じであり、「あの人のつながりのこの人」というように、たくさんのつながりが大切なように思えてくる。それはそれで悪いことじゃないが、身動きが取れなくなるようならば悪いことだ。
 
人も物も同じ——全ては、何も持っていなかった自分が根っこにあるのだ。

また1つ勉強。

2014.10.12

四苦八苦したiPhoneの機種変更が終了した。icloudのバックアップはこまめにとっていたけれど、itunes(pc側)でのバックアップを1年近くとっていなかったために、連絡先とメール以外は1年前のものになってしまった。なので、アプリのアップデートに時間がかかりながら、履歴は古いものになってしまった。
 
しかしだ、基本的に大事なことはメールを使っているし、連絡先は最新の状態なので、困りはしない(今のところは)。そう思うと、この2つが生きていれば、最悪、仕事はできるのだろう。
 
1つ勉強になった。これから、たくさんのアプリを消していこう。また1つ、身軽になれるぞ。