Archive for 2013.7

ないにあるもの

2013.7.26

何もない、ということは本当なのだろうか、と思いました。話すことが何もないということは本当なのだろうか、ということ。頭のなかで考えていることを、そのままはなしていいとしたら、誰でも何かしらは話せると思いました。じゃあ、何が話すことを邪魔しているのでしょうか? 馬鹿にされるかな、否定されるかな、という不安。もしくは、今は話す必要性がないという自尊心とかね。そう思えば、話すことが何もないというのではなくて、自尊心や恐れがあるといった方が正しいのかもしれないね。

空を見上げる

2013.7.25

今週号の「あひるの空」を読んでいて、登場人物が空をニッコリと見上げるシーンに、グッときました。

その人は高校三年生のバスケ部だったのですが、県予選で負けてしまい、事実上の引退になってしまったのです。主人公チームが県予選で敗退、しかも、もう一度戦いたいと闘志を燃やしていたチームがインターハイで優勝、主人公と似た背の小さい選手がMVP、、、ちと、やり過ぎな感じがしていましたが、今週号の笑顔で腑に落ちました。

この漫画が好きな理由は、「立ち上がる」からです。やり過ぎなぐらい負ける漫画なんですが、必ず立ち上がる。しかも、笑うんです。

これね、底から立ち上がった経験がある人ならわかりますが、怒りじゃそのうち立ち上がれなくなるんですよね。希望を作ろうっていう、楽しい方を作ってやろうというのじゃないと、立ち上がるのは難しいんです。

ほんと、いい漫画です。

楽しい馬鹿馬鹿しさ

2013.7.24

楽しくないーーとても大変なことだと思います。僕らが体が壊れそうになっても、仕事を続けられるのは、楽しいからです。少なくとも僕はそうですし、楽しくなければやる意味さえないとまで言えるかもしれません。

だから、仕事で楽しくないと聞くと、どうしたら楽しくなれるかと考えるのですが、どういう訳か僕が考えると「とても馬鹿馬鹿しいこと」を思いつくんです。しか〜し、「楽しくない気持ち」から離れるには、馬鹿馬鹿しいのも役立つんですよね〜。

練ることが出来ない

2013.7.23

意識が遠のほど疲れているとき、体の中のエネルギーを練ることが難しくなります。当たり前っちゃあ当たり前ですが、それはとても危険だなぁと思います。

思考よりも作業になり、作業から離れると意識さえ離れていきます。

すると、ケアレスミスが増えますよね。今問題がなくても、危険だなぁと思っていても、引き締めるだけの気が残っていなかったら元も子もないよね。

この状態でも、エネルギーを練られるようになりたいです。

語気の荒さ

2013.7.21

語気の荒い言葉と出会うと「あぁ、懐かしいな」と感じます。僕も昔は使っていました。ここで「語気の強い」とは言わなかったのは、若気の至り以外では完全に否定の意味を持たせたいからです。
 
何故かというと、語気を荒くしている背景には変わることへの恐れがほとんどだからです。「許せない」というのも、許したことでの自分の変化に恐れがあるからです。そして、変化に恐れを抱いた結果、語気が荒くなります。語気が荒いのなら、言葉を話しているのだから、その言葉は誰かに向かい、傷をつけてます。言葉が自分自身に向かっているのなら、とても疲れる生き方をしているが故、ラクにする方法はないかな、と声をかけますが、誰かに向かっている場合は「懐かしいな」と思うだけになります。
 
まぁ、どちらも「今死ぬとしたら笑って死ねる?」と尋ねると、「無理」と回答をいただきます。やっぱりね、恐れを抱くことが日々を不幸にする原因なんだと思うんです。