語気の荒さ

2013.7.21日々のこと

語気の荒い言葉と出会うと「あぁ、懐かしいな」と感じます。僕も昔は使っていました。ここで「語気の強い」とは言わなかったのは、若気の至り以外では完全に否定の意味を持たせたいからです。
 
何故かというと、語気を荒くしている背景には変わることへの恐れがほとんどだからです。「許せない」というのも、許したことでの自分の変化に恐れがあるからです。そして、変化に恐れを抱いた結果、語気が荒くなります。語気が荒いのなら、言葉を話しているのだから、その言葉は誰かに向かい、傷をつけてます。言葉が自分自身に向かっているのなら、とても疲れる生き方をしているが故、ラクにする方法はないかな、と声をかけますが、誰かに向かっている場合は「懐かしいな」と思うだけになります。
 
まぁ、どちらも「今死ぬとしたら笑って死ねる?」と尋ねると、「無理」と回答をいただきます。やっぱりね、恐れを抱くことが日々を不幸にする原因なんだと思うんです。

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