【お知らせ】
　
明日、下記イベントでしゃべります。
ustreamや会場内でご視聴できるので、仕事休憩がてら楽しんでいただけたら幸いです。
　
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【イベント情報】
　
名称： 血肉騒ぎ目鱗落ち舌抜かれ肌荒れ霊魂絡み脳髄皺増える、写真特集
日時： 2月14日（木）14:00〜未定
会場： artdish
　
イベントurl: http://www.a-press.info/archives/39
会場url: http://www.artdish.co.jp/artdish/acsess.htm
ustream: http://www.ustream.tv/channel/apress
　
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よろしくお願い申し上げます。
　
　
　

先日、収納箱に詰め込んでいたカラーネガの整理に手を付けてしまった。約1箱分程度だと自分を奮い立たせて始めたら、カラーネガを使っていた大学1年～3年までのサムネイルが楽しくて、首がガチガチになるのも気付かないまま一日中整理をしていた。
　
撮影する選び方、撮り方が下手っぴなのは目を逸らしたい過去だが、「これが撮りたいんだ」というのがわかる正直さは「いいね～」と思わず誉めてしまう。良く言えばそうだが、単細胞振りは変わらずということだろうか。被写体との出会い方や撮り方に経験を積んだ今の方が、その度合いが強くなっているのは苦笑いしかでてこない。誇りでもあるけれどね。

日記の見た目を更新しました。

背景が黒い場合は、「ページの再読み込み」をして下さい。

背景が白く、文字が黒くなっているのが最新版です。

お手数をお掛けしますが、よろしくお願いいたします。
　
エグチマサル

デッサンをしている時、「写すこと」はもちろんのこと、それ以上に「感覚を研ぎ澄ますこと」を気にしているかもしれない。物を観ている時の視覚の働き、紙とインクが擦れる時の触覚や聴覚、空気上の嗅覚と味覚、写すことの先にある世界に近づく第六感。昔は、自分の中でスイッチを入れていたような気がするが、今ではそのままの時間が続いているような感覚でデッサンを始めている。
　
けれども、ダラダラと続いているような感じではなく、キュッとスリムになるような、それでいて柔らかい絹糸のような……そうだ、極上の筋肉のような状態を目指している。
　
それは制作も同じで、意気込んだり、昂ったりというスイッチを入れるのではなく、普段から続いているような、呼吸をするような、水を飲み、くしゃみをするような感覚で制作を行っているような感じだ。それはもう随分前からで、専門学校時代までがスイッチを持っていたような気がしている。
　
しかし、そんな流れるような感覚の先の扉があるような心地が最近はしている。さらなる高みの次元を知覚し始めている。「切り替え」でも「流れ」でもないのか、それらを包含しているのか。玉のような……って、以前から言っている「暖かくて、まぁるい、柔らかい」じゃないか。いや、もしかしたら違う何かが……。
　
こういう思考の時、制作やデッサンで体を動かしたくなる。

体の調子が悪いと心の調子も悪くなる。免疫力が下がるために冬場の運動は普段よりも軽めにしてみたが、それでも負荷が大きいらしい。1時間以上やると、ヘルペスが発生してしまう。気を練るのにも時間がかかり、真ん中に辿り着くのに一苦労だが、焦っても仕方がないことをわかったので、後は自然に任せてみよう。
　
それにしても2013年、厄年なのか？　いや、現実から目を逸らしているな、負荷からの回復が間に合っていないだけだ。内省が足りていないのだ。