Archive for 2012.2
寿命
2012.2.7
G/P galleryの展示の搬出も無事に終わり(何故、MP1の祭事は天候不順が多い?)、御来場いただいた方々、カタログをお買い上げの方々、本当にありがとうございました。展示作品「観」はほとんど初お披露目のせいか、僕の作品だと気付かない人もちらほらいたようで……僕にとってもあの作品は興味深く、終着点や性質がわかっているのに冷めること無く、むしろ向上して進められている。これから大判の方に取り掛かるのだが、最近よく思うことがまた頭をよぎった――あと何作品つくれるのだろうか? この体はいつまでもつのだろうか?――それを思う度に焦りが生まれるのだが、焦っても良い作品がつくれるわけではないこともわかっている。焦りは逆効果だ。深呼吸をし、体を、己を認め、また一手ずつ作品を進めていくしかないのだ。
G/P galleryの展示の搬出も無事に終わり(何故、MP1の祭事は天候不順が多い?)、御来場いただいた方々、カタログをお買い上げの方々、本当にありがとうございました。展示作品「観」はほとんど初お披露目のせいか、僕の作品だと気付かない人もちらほらいたようで……僕にとってもあの作品は興味深く、終着点や性質がわかっているのに冷めること無く、むしろ向上して進められている。これから大判の方に取り掛かるのだが、最近よく思うことがまた頭をよぎった――あと何作品つくれるのだろうか? この体はいつまでもつのだろうか?――それを思う度に焦りが生まれるのだが、焦っても良い作品がつくれるわけではないこともわかっている。焦りは逆効果だ。深呼吸をし、体を、己を認め、また一手ずつ作品を進めていくしかないのだ。
どんま 2012.2.7
不快から快へ
2012.2.4
大寒波が日本に襲来していたようで、毎日毎日寒かった。寒いと感じていると、僕の場合はどうしても体に膜が張ったような感覚になってしまい、調子は出ない。少々の寒さならば心身が引き締まる感じがして調子が良いのだが、冬本番の寒さになると先に述べたような状態になってしまう。
しかし、先日、死のことを考えながら外を歩いていて、その日に死ぬ(と定義されている状態)平等性、つまり、今日死ぬかもしれないことをいつものように考えていると、体の芯からエネルギーを奪っていく寒さが急に愛おしくなってきたのだった。寒いというのは人の主観だ。その曖昧さが面白いとともに、死を間近に感じることが不快から快へ変化させていく。
そして今日、制作をしていたら「写真って面白いな」と感じていたのだった。
大寒波が日本に襲来していたようで、毎日毎日寒かった。寒いと感じていると、僕の場合はどうしても体に膜が張ったような感覚になってしまい、調子は出ない。少々の寒さならば心身が引き締まる感じがして調子が良いのだが、冬本番の寒さになると先に述べたような状態になってしまう。
しかし、先日、死のことを考えながら外を歩いていて、その日に死ぬ(と定義されている状態)平等性、つまり、今日死ぬかもしれないことをいつものように考えていると、体の芯からエネルギーを奪っていく寒さが急に愛おしくなってきたのだった。寒いというのは人の主観だ。その曖昧さが面白いとともに、死を間近に感じることが不快から快へ変化させていく。
そして今日、制作をしていたら「写真って面白いな」と感じていたのだった。