不快から快へ

2012.2.4日々のこと

大寒波が日本に襲来していたようで、毎日毎日寒かった。寒いと感じていると、僕の場合はどうしても体に膜が張ったような感覚になってしまい、調子は出ない。少々の寒さならば心身が引き締まる感じがして調子が良いのだが、冬本番の寒さになると先に述べたような状態になってしまう。
 
しかし、先日、死のことを考えながら外を歩いていて、その日に死ぬ(と定義されている状態)平等性、つまり、今日死ぬかもしれないことをいつものように考えていると、体の芯からエネルギーを奪っていく寒さが急に愛おしくなってきたのだった。寒いというのは人の主観だ。その曖昧さが面白いとともに、死を間近に感じることが不快から快へ変化させていく。

そして今日、制作をしていたら「写真って面白いな」と感じていたのだった。

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