Archive for 2018

まだ経済人?

2018.9.7

「経済人」なんて現実には存在しない象徴であり、いまや死語になっているというのに、ビジネスで用いられる手法は、言い方を変えているだけで「経済人」で答えを出そうとしている。
自分が運がよかったのは、大手企業の中枢や省庁と関わることで、まったくこんな風に仕事は進まないし、それで仕事を進める輩が信用されていなかったのを、目の当たりにしてきたからだろう。
結局、自分の頭と手と足で導き出した考えを話すのが一番信用される。
同じ大手企業でも中枢から外れると、経済人に引っかかるんだけどね。
その差って何なのだろう。
いま思えば、当時は何も知らない青二才だった自分の言葉を聞いてくれたことは、嬉しい思い出だ。
あのときに周りにいた人たちや、人として向き合ってくれた依頼人たちのお陰で、いまのぼくがいる。

必要なひと、デザイン。

2018.9.6

グラフィック分野で優れた人材が必要だと最近強く感じる。
グラフィックデザイナーでも、イラストレーターでも、カメラマンでも、コピーライターでもだ。
Webデザイナーに任すと及第点から大きく下回ったものが出てくるし、UXデザイナーなんて立場の悪いコンサルが職業名を変えただけのことが多い。
5億年以上前からつづいている視覚情報を扱う分野をなめんなよ。
 

訪問した際にお茶もだしてこない会社が「デザインに力を入れたい」って、無理がある。
配慮がなきゃ計画も、計画を形にすることも効果的にできませんからね。
良くも悪くも、なるべくしてなっているんだよなー。

そんなわけあるか。

2018.9.5

「AIが普及したら人間はクリエイティブなことに集中できる」と言う人たちに聞きたい。
論理に縛られた仕事の仕方に慣れてしまって、AIよりも優れたクリエイティブを発揮できると思っているだろうか。
経済人という言葉がある。
理想的な購買行動を行う人を表す言葉だが、残念ながら、現実には存在しない人である象徴にもなっている。
優れた経済予測がことごとく外れるのも、「人間は嘘をつくから」と話していたのは経済学者の岩井克人さんだ。
現実世界を観察しなければ、クリエイティブな仕事なんてできないし、無駄なこと、ふざけること、周りからバカと言われることができないのに、AIのできないことをやればいいなんて虫が良すぎる。

いまじゃなーい。

2018.9.4

「『いまじゃなーい』ってやるんだよ」
旅先でもどんなときでも、仕事に関することを考えちゃう癖が、ぼくが休まらない原因なんじゃないかという話題のときに恋人が言ったことなんです。
はじめてこれを聞いたとき、すごいなと思いました。
思い浮かんだ瞬間に「いまじゃなーい」って脇にそらす。
なかなか面白いやり方でしょ?

中伊豆ワイナリーさん。

2018.9.3

中伊豆ワイナリーさんに行ってました。
広大なぶどう畑もさることながら、この場所で働いている方々がいいんです。
しっかりしてて余裕があるのに、気取らない。
こういう場所って、鼻につくこともあるでしょうが、ないんですよね。
ここで仕事できないかなー、なんて考えながら過ごしていました。
国内の、しかも温泉街のリゾート地って、ゲストハウスなどに押され気味かもしれませんが、まだまだ可能性は秘めていると思えました。
だって、接客が気持ちいいんですもん。
野球好き、乗馬好き、ワイン好き、温泉好き、好きをここまでの規模で仕事にしちゃうなら、好きでやってもいいじゃない。