Archive for 2007.11

職種

2007.11.15

2枚制作、これから1枚仕上げる予定。

昨日は制作後、大学時代の友と代々木公園でビールを呑み、子どもと戯れ、犬にチヂミを奪われ、その後渋谷でビールと美味しいご飯。

よく呑み、よく話し、よく笑い、帰宅するときには喉と顎が若干痛んでいた。

友は、和の特徴をもった花屋さんです。自分とは違う分野の人と話しをするとなかなか新鮮で、自分の制作にも大事。結局、職種が違えど、心持や向上心などの一般的に「精神的な部分」と言われているものが大切なのだと毎回思わされる。
もちろん技術の習得もないがしろにできないが、技術が先行してしまっては作品の形骸化が生じてしまう。

とても良い日だったし、贅沢な日だった。

そして再び作品と話し、戦う日。

鶏肉を食べました

2007.11.12

制作→買出し→制作

2枚目を描き上げたときに自然と高笑い。
突き抜け始めたような、渦を巻いているような、穴があいたような・・・多様な感覚が湧いた。

「あれ?俺、天才になっちゃった?」とか、「ぐるぐるぐるぐるぐる・・・おぇ」とか、「からっぽになっちまった」とか色々な感覚。

外をチャリンコで走りながらそれらの感覚を考察していると、
得るものが大きければ同時に失うものも大きい。
涙が溢れていた。

寒気とチャリンコの風と涙が混ざっていた。

またそれも存在を認めるだけだ。

口元が痛い

2007.11.11

金曜、制作後、現在出品させてもらっている写真新世紀の祝賀会に行ってきた。
たくさんの人が居り、何人かと社交的な会話をした。
家に帰ってくると口元にヘルペスができていて「あぁ、やはり無理してたか」と自嘲する。

土曜、午前中から夜まで社交的な会話をし、口元のヘルペスが痛くなる。

今日、3枚仕上げて、1時間半ぐらい仮眠。
生の欲求と死の欲求、それらが併存するが今はまだそのどちらかに進む時期ではなく、それらの存在をただ認める時期。
そうでないと、来年の作品が完成したときにニュートラルな状態で作品の声を聞くことができないからだ。題名はまだ秘密。
その状態が4月ぐらいから明確になったが、欲求は増加するというよりかはシンプルに膨張していく。

とにかく、今は戦え。

ありがとね

2007.11.7

4:30.a.m.ぐらいに起床。
作業着のジーンズの穴を修繕。「そういえば10年以上はいてるな」と思う。
「穴の開いてない服もってないの?」と友人の言葉を思い出す。「そういえば4〜5年くらい新しい服買ってないな」と思う。
その4、5年の間に制作費やお酒代にお金をかける傾向が強くなっている。

その後、立て続けに2枚制作。しばしダウン。ちょうど起きたときに大学時代の友からお祝いの電話。その後、昨日からのを仕上げる。
やはり作り続けることが大事。今よりも美しい作品を。
前作よりも動けるが、忘れるな、油断は一瞬で作品を殺す。

和食には料理酒ではなく、日本酒を使いたい

2007.11.6

制作後、ちょっと無理をして展示会場へ。

帰宅後、J.ポロックの映画を観て再び制作。

周囲の言葉は仕方がない。美術や芸術も世界のものなのだから。

話は変わり、昨日買出しにいくと、水ばりの板や自分の使っている絵具の大容量版がたくさん売っていた。
「速度を上げろ」と作品から言われているということを盲信するには充分な要素。
盲信は恐ろしいほどの力を人間に発揮させる。
盲信対象者(物/形而上的なものも含む)以外の言葉を寄せ付けないほどの力を。