水曜日は仕事らしい仕事は朝やっただけでした。
その後は、三軒茶屋に行って、三年ぶりにラーメンを食べて、漫画喫茶とお寺とコンビニに寄って、帰宅したら仕事部屋を片付けて、到着した骨盤矯正椅子に座りながらちょっと仕事して、いまこの原稿を書いています。
あ、だから朝と夕方に仕事をしたことになります。
　
この間の出来事に、人生に関わりそうな、取るに足らないいいこともあったわけです。
たまたま偶然見つけた三軒茶屋のラーメン屋は玄米麺というグルテンフリーのラーメンだったのです。
漫画喫茶では相変わらず『DAYS』と『振り向くな君は』を読んで感動しました。
コンビニではこの初春によく飲んでいた「ヨーグルト&カルピス」の新味「沖縄パイン」を発見し、すぐさま買いました。
お寺では、この土地に佇むこの自然にぼくは癒されていることに気がつき、なにやらよくわからない葉っぱを見つけました。
骨盤矯正の椅子はまだ慣れず、ちょっと筋肉痛になる予感がしています。
　
こうやって書き連ねると、取るに足らない話で「何をサボっているんだ」と言われそうですが、感動と発見の連続だった日でした。
感動と発見、この二つがないと、生きることが味気なくなるんですよね。
この二つが仕事に活かされるパワー、侮ったらいけないんだよな。
それはそうと、写真の葉っぱ、いったいどうなっているんだ？
　

大学の頃、都電沿いの甘味処にあった饅頭百科。
その中に掲載されていた薯蕷（じょうよ）饅頭が気になって、下諏訪まで買いに行ってからの好物。
当時から小麦の代わりに山芋を使った生地が好きだった。
最近、たまたま知った虎屋の薯蕷饅頭。
もう食べたい！ってことで、買いに行っちゃた。
　
おそらく何度かここでも書いているが、こういう「ちょっとお高めのお菓子の時間」は大事だ。
その時間は、和菓子でも洋菓子でも必ず持っている。
甘けりゃいいっていうときはもちろんあるけれど、しゃんとしたお菓子は、時間を緩やかにしてくれる。
お茶を淹れたくなるし、腰を落ち着けて、一つひとつを食べながら、これを取り巻く空気感も味わいたくなる。
だから、こういうお菓子を、ながら食いしてしまう状態というのは、そのときの状態から脱した方がいいサインでもある。
結局、雨の中、これを買いに六本木まで行った。
帰ってきて、一人で食べたり、妻と分けて食べたり、時間が緩やかに流れた。
　

今日の好き。前ピンだけど。
　

道端に咲いているからといって、あなどれない。
　

三島から。こういう名前のカフェ、潔いのか考えるのを放棄しているのかわからないけれど、好きだなぁ。