どうやって覚えたんだろう。

2018.10.29ビジネスの健康, 日々のこと

先日の資料の話とも似ていますが、基本的な土台の部分を共有していないと、仕事の会話が成立するのが難しいよな、と思います。
ぼくが依頼人にデザインのノウハウを伝える理由のひとつに、そうした方が相手の理解も進むからというのがあります。
これは、ぼくから誰かに依頼するときも同じです。
 
仕事関係の依頼をする場合はなおさらです。
知っていて欲しいし、知らなきゃ仕事にならんだろ、ということも思わなくはないです。
人が美しいと思ったり、かっこいいと思ったり、かわいいと思ったり、誠実だ、品があると思うのには、ある程度の見せ方があります。
それが基本的な土台になり、この土台をどんな風に伸ばしていくのか、広げていくのかは、その時々によって変わってきます。
また、やる人によっても変わってしまうものです。
けれども、土台の部分は変わりません。
 
だからこそ、この土台の部分を握り合えないと、仕事の話はなかなか噛み合いません。
ぼくの依頼人は「作る人」ではないので、教えればいいのですが、ぼくが依頼する場合は相手は「作る人」です。
そして、こういった土台は教えて分かっても、作れるようになるとは限りません。
むしろ作れません。
 
作れるようになるためには、体で覚えなければならないのですが、さて、ぼくはどうやって体に覚えさせてきたのだろうか。
ひたすら作って、見ての繰り返しだったと思うんだけどなぁ。
いつの頃から、ひとりで作れるようになったのか。
ずぅっと、ひとりでやってきたからなぁ。

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