倒木に惹かれたのは、生命が繋がっていく様を目の当たりにしたからかもしれない。枯れて中身が空洞になった巨樹の内部には若木が育ち、倒れた後に移動させられた古株には種子が芽吹き、ところどころで緑が見つかる。死してなお生きている。その現在の生命力と、1本の木として生命を全うした巨樹の佇まいに惹かれ、幼子のように芽吹く若木に魅了されたのかもしれない。 そんなことを、さっき読み始めた『木』(著:幸田文)で思った。
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