Between dynamite dead line

2012.4.30日々のこと

GW前半、墓参りに行っていたのだが、嬉しいことがいくつもあった。1つ目は菜の花が綺麗だったこと。2つ目はラベンダーがいい香りだったこと。3つ目は美味しい洋食屋さんを発見したこと。ハンバーグとナポリタンとサラダが1皿に乗って690円、お腹もお財布にも大満足であり、テーブルには塩とタバスコを置いてくれる。
 
つまり、懐かしい洋食屋さんなのだ。巷にあるお店で残念に思うのが、味にこだわるのは良いが、テーブルに調味料が何もないと、格式高いところでない限り、味が合わなかった時はつらい時間を過ごす事になる。ラーメン屋でもテーブルに何も置いていないようなお店で「すげぇ、美味い!」と感じたことはないような気がするのだが、むしろ何かしらの調味料が置いてあるお店の方が、何も加えずに食べていたくなるほど美味しいという場合が多いような。
 
「俺はこういう味が美味しいと思うんだけど、合わなかったら仕様がないからこれでもかけてよ」というようなささやかな配慮と諦めがあるように思う。
 
配慮は必ず味に出るだろうし、諦めを知ることで譲れぬものー力強さーが生まれる。つまり、『「いき」の構造』(著:九鬼周造)で言う所の「張り」が生まれるのではないだろうか。あとは、先の洋食屋の老婦人のほどよい元気なかけ声がサービスの良さを物語っている。大皿に盛りつけられた子ども大好きセットをもりもり食べて、じいさんの墓に行ったのだった。
 
お供えものに買ってきたビールを呑みながらじいさんと語らい、その後、高校時代の友人と久し振りに会ったら普段呑まないような500ml缶のビールを呑み、そして呑み、次に大学時代の友人の家でのパーティに参加し、焼酎をいただき……結局、二日酔いでPCにむかわなければならないのは残念かな。でも、みんな元気そうでなによりでした。

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