知っていること、知らないこと。

2019.11.27体の健康, 日々のこと

気づいたことがあります。
ぼくは、料理が好きなんだ。
焼肉も好きだけど、ステーキも好き。
ステーキも好きだけど、ハンバーグも好き。
だけど、感動レベルでいうと、ハンバーグが一番記憶に残っています。
同じ店で、メニューの中から選ぶ時、ステーキを選んだり、焼肉を選んだりして、もしかしたらハンバーグを選んだときは少ないかもしれないけれど、ぼくは最期の晩餐で選ぶとしたら、あの店のハンバーグと言うかもしれない。
そんな店は、ハンバーグだけです。

これは肉だけでなく、魚も同じです。
刺身も、寿司も、煮魚も、天ぷらも好きだけど、あぁ、あそこの煮魚や天ぷらが記憶に残っている。
絶対に、寿司や刺身の方が高級な価格のものを食べているのに、記憶の軍配は、調理されている方に上がります。

その代わりと言ったらなんですが、不味いものを食べた時の不機嫌さは、自他共に認めるものがあります。
食材への侮辱と、人間の欲望の最たる行為である料理を不味く作るなどというのは、それまでの人類の歴史を冒涜している気になるとか(ならないとか)。
単に不味いものを食べることが不快なだけかもしれないですが。
不味いものを食べた場合、次の自炊のタイミングで同じ料理を作って、おいしく食べるという癖まで持ち合わせています。
悪趣味と言われても仕方がないけれど、気づいたらそうしていた、いわば性癖のようなものです。
 
だから、料理をすることが好きというよりかは、調理されたものが好きなんでしょうね。
今は人の手の通った料理の方が好きですし、そういう味が好きです。
旨味も大事だけれど、食べた後に疲れない味の方が記憶に残ります。
抽出されて凝縮された旨味成分だと、疲れちゃうんでしょう。
本当に、自然と調理済み弁当やファストフードを食べる頻度は減りました。
これらがうまいってことは知っているんですけどね。
あ、マックシェイクは夏に食べちゃいますねー。
アイスはコンビニでもおいしいですよねー。
自分で作らないから、作られた味しか知らないってことなんでしょう。
知っているから求めてしまう。
知らないからこれで満足する。
デカビタCやネクター、チチヤスソーダやレモンスカッシュもそうだな〜。
全部、清涼飲料水やんけ。

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