うまく行かない理由。

2019.10.29ビジネスの健康, 心の健康, 日々のこと

物事がうまくいかないとき、原因を探っていくと、自分の都合で人を利用していることがあるでしょう。
これは、個人でも法人でも同じで、自社の都合で他社を利用していると、そのうちに事業が暗礁に乗り上げます。
ということは、これをやっていると、最初はうまくいっても、いつかはうまくいかなくなるわけで、自分の都合で誰かと縁を切ったりというのも、その後、巡り巡ってしっぺ返しがあります。
だから、物事をうまく進ませる判断軸があるとすれば、仁義とか、礼節の類なんです。
礼節については先日書いたものを読んでくれると嬉しいですが、仁義っていう単語も重々しいですねー。
ただ、平たく言うと、「自分のために人を利用するんじゃんくて、人に対して何を与えられるかを考えなさいね」ということなんですよね。
物事がうまくいかなくなるときの「物事」って、大抵は自分の都合なんです。
だから、他の人にとってはどうでもいいことなわけで、自分の都合を、自分の都合がいいように他人を利用しようとして、他人が期待通りに動くはずもないのです。
これを悪用している人もいますが、うーん、ぼくの少ない人生で、そのまま上手く老後を迎えた人は見たことがないんですよね。
伝記などを読んでも、利己的な人が、幸せに最期を迎えられた事例と出会ったことがないんです。
むしろ、最期までそういう人がいるのなら、知りたいですけれど、でも、憧れないんだろうなー。
何かを進めたいと思ったら、目の前にいる人に好意を持つこと。
その人がなりたい姿、成し遂げたいこと、楽しむこと、しあわせであることを、自分は与えられるか。
少なくとも、自分の都合に協力してくれた人が苦しむ姿は、見たくないんです。
そういうことなんでしょうね。

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