礼節とは。

2019.10.24ビジネスの健康, 心の健康, 日々のこと

礼儀とか、礼節って呼ばれることがあるでしょう。
人との関係が終わる理由には、「無礼」であることが往々にしてあるのではないでしょうか。
逆に、「あの人のようになりたい」と憧れるとき、相手の礼節に感動していることが多々あります。
 
こういう話をしているとき、思い出すのは、子どもの頃にされた「人にやられて嫌なことはするな」という説教です。
この教えが、いきなりホームランを量産するようなことってなくて、何度も経験しているうちに、いつの間にか、礼節が身についています。
 
ちょっとずつ、嫌なことや、失敗したことや、嬉しかったことの時間を積み重ねていくことで、なんとなく成長していくものが、礼節になります。
だから、子どもって基本的に無礼でしょう。

こういうときに「俺には嬉しかったことなんてなかったぞ」と言う人がいるでしょう。
これは残念ながら、「嫌な奴」で「無礼な奴」になっている傾向があります。
片や、「私はこんなにいいことをしてきた」という人もいますが、それも、独りよがりの手柄を独り占めタイプなので、いつの日にかしっぺ返しを味わうでしょう。
その理由を今から書きます。
 
礼節ってわざわざ書くと、ちょっと厳かな雰囲気になっちゃいますが、この中身って、「あなたのことが好きです」という好意と、「喜んでくれるかな」という期待と不安が、マーブル状に織り混ざったような気持ちが行動に表れることです。
だから、礼節のある人というのは、ペットの犬のように、基本的に相手へ好意を抱きながら、一歩下がっているような、ちょっと人間臭い部分もある人なのです。
 
だからね、礼節のある人って、愛情深い人だから、ぼくは好きなんだよな。

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