集中力の質。

2019.9.29ビジネスの健康, 心の健康, 日々のこと

「ジャンプ+」という漫画アプリの『左ききのエレン』で出てくる「集中力の話」が、ぼくはとても好きです。
実際にそういう説があるのかは知りませんが、集中力について三つの構造に分けて説明しています。
一つ目は、集中するまでの速度。
二つ目は、集中の持続時間。
三つ目は、集中の深さ。
 
この三つを掛け合わせたものが、その人の集中力の質になるという説なんですが、言われてみると「なるほど」と思います。
おそらく、ぼくは「早く、短く、深く」です。
この状態になったら、人の話はおろか、周りの状況は見えていないです。
だから、普段は集中するとき、集中の深度をコントロールしています。
深度を浅くすることで、集中する継続時間を長くしたり、周囲がコミュニケーションをとれる雰囲気にしています。
それでも、「話しかけちゃまずい感じ」がするようなので、もしかしたらうまくいっていないのかもしれませんが。
 
基本的に、ぼくの集中力の持続時間は短いのです。
それが分かっているから、毎日色々な仕事を入れ込んで、テンポよく切り替えています。
一つの案件を長時間かけて完成まで取り組むのではなく、ある程度区切りがいいところで、別の案件に切り替えます。
そうやっていくつかの案件を渡り歩くと、音楽アルバムの全曲リピートのように、最初の曲である元の案件に戻ってくるので、また区切りがいいところまで進めます。
この繰り返しです。
これは、過去に、仕事をしながら自分の集中力がどういうものか分かり、このやり方が自分にとっては、今のところのベストだと行き着いたわけです。
だから、他の人は違うやり方があっているかもしれません。
でも、そのための最初の一歩が、自分の集中力の質を把握するってことです。

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