三方よしになるためには。

2019.9.18ビジネスの健康, 日々のこと

この数年で気がついたことがある。
 
「人は『おもろい(おもしろい)』を使い慣れていない」。
 
日本はとにかく真面目ぶるのが好きな民族なので、当たり前と言ったら当たり前なんだけど、こんだけ「クリエイティブが大事だ」とビジネスの現場でも言われるようになっているのに、真面目ぶるのが抜けきらない。
だけど、「真面目ぶるのが抜けきらない」というのは事実である部分と、人々がそれしか知らない部分があることに気がついた。
これに気がついたとき、冒頭の「おもろい」を使い慣れていないにつながった。
 
大前提の話をするが、人がポジティブに物を買うとき、以下のことが起きている。
「あぁ、そうだよね〜」→「そうそう」→「え!?なにそれ!?」→「おもしろいじゃん!」。
かなり端折って書いているが、共感から発見、驚きに至れば、その発見や驚きが購買意欲になる。
「おもしろいじゃん」は「かわいい」や「超すげー」も当てはまるし、「あぁー、おちつくわー」や「これは世界を獲れるぞ」でもいい。
こういう「発見」や「驚き」を一言にすると、「おもろい(おもしろい)」だ。
 
急ぎ足になっているが、さて、話を戻すと、ビジネスの現場ではこういう話をしたり、もっと詳しく話さないと、「おもろい」と言ったときに「=(イコール)お笑い」だと捉えられてしまうし、それで人々の心が掴めるとも思っていない。
アンケートやマーケティングで数字を集めて、それらしいビジネス用語を使って説得して、「はやくて、便利で、安く」と言わないと売れないと思っている。
けれど、そんな風にして、自分たちが商品を購入していないとは考えていないのだ。
だから、「おもろい」を使いこなすまでに時間がかかる。
 
不真面目に思われたとしても、おもろい方がみんなの体力が持つし、結果も出るからね。
会社がおもろければ離職率は下がるし、いい人材も集まる。
商品やサービスが売れることにも繋がるし、社会貢献だって可能になる。
おもろいとは、三方よしになるためには必要不可欠なことなんだ。
 
最近、企業でよく話すことのひとつでした。

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