お節介を働いているだけ。

2019.9.19ビジネスの健康, 心の健康, 日々のこと

以前にも書いた気がするが、「提案する」とかっこいい言い方をしても、その中身は「お節介を働く」のと変わらない。
分かっている人が、分かっていない人に働きかけるというのは、お節介の図式と変わらない。
見て見ぬ振りが出来ないというのは、送り手側の立場であって、受け手側の立場ではない。
なので、仕事で提案をするときには、一度しか言わないようにしている。
経験上、一度言ってきっかけを掴めない人(分からない人)というのは、どれだけアプローチを変えても分からないものだ。
一度お節介を働いて、立ち止まって考えることができる人には、もう一度お節介を働いて「考えるための手助け」をする。
こうやって、きっかけを掴んだ人にはお節介は続けていくし、一度目で分からずに、スルーしたり拒んだりした人には、もう何も必要がないので、何も言わないようにしている。
痛い目を見た方がいいのかもしれないし、もしかしたら、うまく進むかもしれない。
どちらにせよ、お節介をモノにしなかった人は、それを選んだのだから。
こういう考え方になってから、提案が通らなくても、ムキならないで済むようになった。
「お節介を働いているだけ」と思うと、精神衛生上とてもいい。

Comments are closed.