なしお。

2019.8.24心の健康, 日々のこと

「やりたい事というのは、なくなるもんだなぁ」と実感している。
すると、どんどん分かるようになる。
欲望がないまま物事を見れるので、クライアントワークをやる分には、すこぶる便利だ。
 
そして、やりたい事がないからと言って、何でもいいと言う訳ではないんだなぁ。
やりたい事がなくても、やりたくない事はあるもんだ。
だから、「やりたくない事をなるべくやらないで済む人生を送る」のが、ぼくのやりたい事だ。
 
そのために今までがあった。
求められる能力を発揮できるように、やりたくない事を極力減らす。
やりたくない事をやらないで通すためには、別の能力が必要だ。
自動化できるところは、なるべく自動化させる。
他の人では替えの効きにくい能力を持つ。
 
こういう能力をつけるために、努力があった。
嫌々やっている訳じゃないから、努力と言えないようなものばかりだったけど。
なるべく自分が楽しくいられるように、精進してきた。
ぼくにとって精進というのは、嫌々やってもいいし、楽しくいながらやってもいいことだ。
だから、楽しくやれる精進だけをしてきたし、面倒くさいことは、なるべく楽しくいられるようにゲームにしてきた。
今の日本で、こういう心持ちで生きていても焦らないでいられるのは、二十代の頃に読んだ古典のお陰かもしれない。

Comments are closed.