ぼくがリピーターになるとき。

2019.8.21ビジネスの健康, 日々のこと

ぼくが誰かに仕事を依頼する上で、ぼくがリピーターになるポイントがあるとすれば「提案」だろう。
依頼したときに「ここはこうした方が、より良くなると思います」と提案されるのは嬉しい。
「より良くなる」というのは、望んでいる理想形やそれ以上の形になることだ。
このために邪魔になっているところを、こちらが気づいていない場合は、それをどう改善すれば良いのかを提案して欲しい。
邪魔があるというのは、少なくとも理想形にならない可能性を十分に孕んでいるわけだから、ここを提案されないと、専門家に依頼する意味がなくなる。
そういう提案をしない専門家の場合、機械に依頼した方が、時間と労力のコストが下がっていいよね、ということになる。
世の中の依頼と受注の関係は、こういう、依頼する意味がない専門家が多く、「AIに仕事が奪われる」という議論は、提案をしない仕事の仕方しかしていないから起きることだ。
しかし、提案で気をつけなければならないのは、指摘をしただけであれば批評でしかない、ということだ。
批評は提案ではないのだ。
そして、理想形やそれ以上の形を達成するための、邪魔になっていることを言うのではなくて、「できるかどうかわからない」と言う専門家がいるが、それでは指摘にすらなっておらず、できるかどうかわからないなら、できる人に依頼した方がいい。
つまり、この両者は依頼をして欲しくないか、依頼をしてもつまらない専門家と思われる。
「あの人に依頼してもつまらないよね」と思われたら、提案型の人はリピーターにはならない。
逆に、なるべく安く依頼したい人ほど、つまらない専門家に依頼をリピートする傾向がある。
ぼくのところに依頼してくれる人も、真っ二つに別れるんだよね。
安く済まそうと思っている人は、絶対にリピートしないから。
だから、ぼくも提案型の専門家じゃないとリピートしないんだよね。

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