土俵
2010.8.21日々のこと押井守さん、千住博さんの新書本を立て続けに読んでいる。そこで共通して出てくる内容があり、僕もそうなのだが、「やりたいことを徹底してやり抜く」ということが大切なのだ。作品を見せ続けるということは、色々な批判も受け続け負けっぱなしのこともあるけれど、土俵にあがることを止めなければ、いつかは勝ち星が増えている。勝ち星が増えたからって余裕を見せて土俵を降りるのではなく、土俵に居残ってあがり続ける。
そして、狭い中の仲間(業界人)だけで満足するのではなく、外に向かって行く。外という土俵にあがっていく。僕がラッキーだな、と思うのは、業界外の人達に作品が好まれたり、反応があるということだ。正直言って、今の美術界や写真界は外に向かっていない。もちろん、その中でも知ってもらえたりしているから、ちょっとラッキーだなと思えるのだが、作品を買ってくれたり、仕事を振ってくれるのは、外の人達の方が多い。そして、僕はいつも未知のものに挑戦していっている。未知という土俵に上がるのが楽しみでしょうがないのだ。
良い作品を創っていけば必ず広まっていくということを、皆もっと信じていいのにな、と思うのだ。そうではないから、変なうんちくでけむに巻いたり、アーティストっぽく取り繕ったり、卑屈になってしまうのだ。大切なことは、良い作品を創るということ。サッカー選手が良いプレーをしたり、料理人が美味しい料理を作ったりするのと、全く同じことなのだ。
↓ここに良い文章を書く人がいます。
http://drunkafternoon-web.blogspot.com/
8月 23rd, 2010 at 0:13:15
ブログ紹介してくれて、ありがとうございます。思っていることを文章にするのは、難しいし、楽しいものですね。
8月 23rd, 2010 at 20:23:46
「難しいし、楽しい」、これって最高です。途中で飽きるかもしれませんが、その時が、もっと最高になるチャンスです。是非、乗り越えてください!
8月 24th, 2010 at 2:14:14
もし飽きてしまったときは、その言葉をおもいだします。ありがとう!