横展開は仕事を生む。

2019.6.30ビジネスの健康, 日々のこと

地方の企業がアイデンティティ策定をしっかりやった方がいい理由のひとつに「横展開できる」からが挙げられる。
横展開できると何がいいか。
 
「仕事を生むことができる」
 
協業するもよし、自社工場を拡大するもよし、どちらにせよ、地域の資源を活用しながら、地域の人々に対して仕事を与えることができる。
仕事は人に生き甲斐をもたらし、アイデンティティの柱がしっかり立っているのなら、横展開しても求心力は高まる。
逆にアイデンティティ策定を疎かにして横展開をすると、「あれもこれも手を出して、何がやりたいのか分からない」という見え方になり、求心力は低下する。
 
求心力が高まれば、ユーザーだけでなく、働き手も集まる。
作るのはその地域、だが、売るのは世界。
シャンパンを飲むのに、紙コップってことはないだろう?
グラスも欲しくなるのが、人ってもんだ。
未使用のグラスはどこにしまう?
見せる収納でも、見せない収納でも、使っていないグラスはしまいたくなるのが、人ってもんだ。
単純にここまででも、いったいどれくらいの仕事が生まれるっていうんだ。
そして、この一連の生活時間だけでも、もっとたくさんの道具と心の動きがある。
 
こういう打合せは、わくわくするんだよなー。
さあて、洞察と直感を働かせる時間だ。

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