代償。

2019.5.25ビジネスの健康, 体の健康, 日々のこと

今週は、体に鍼(はり)を刺して、抜歯もしたから、疲労困憊になっています。
仕事の方は忙しさは抜けたから、完全に体の傷による疲労です。
 
鍼灸師の女性が「鍼を刺すのは、体に傷をつけるのと同じ。指先の切り傷と同じように、治癒までに1週間はかかると見ておいてください」と言っていたっけ。
鍼を刺した瞬間も痛いし、一週間くらいは治療による痛みもあります。
これを繰り返して、体にあるトリガーポイントと呼ばれる固まったコリを徐々に破壊して、体を再生させるらしいです。
 
同じように(?)、歯列矯正も痛みを伴って、徐々に歯が動いていきます。
だからこの痛みで痛み止めの薬を飲むと、歯の動きが止まってしまうようです。
別の痛みのときには薬を飲んでもいいけれど、矯正治療の痛みでは薬を飲むことを止められています。
ま、今回は抜歯だから飲んじゃいますけどね。
 
こういうことを経験しながら思うのは「ぼくらの仕事と同じだよなぁ」ということです。
依頼人に言われたことをそのまま形にするっていうよりかは、依頼人の抱える問題をよりよく解決するために、ぼくらはいます。
けれど、デザインを進める上で、依頼人が痛みを感じないことってないんですよね。
「ふんふんふーん」なんて鼻歌うたってたら、依頼していた問題が、都合よく解決されているなんてことはないんです。
ま、そういう場合もあるかもしれませんが、報酬をたんまり弾むとかしないと、デザイナーもキレちゃうでしょう。
 
何かを得るには、代償を支払うっていうことですよね。
ほんと、勉強になります。

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