線を引く。

2019.4.30ビジネスの健康, 日々のこと

『DAYS』の努力を、ぼくらに当てはめて考えると、「線を引く」ってことだろう。
これは写真を撮ることしかしていなかった頃でも、大事にしていたことだ。
線から形にしていけばデッサンになり、デッサンは絵になる。
実際に手を動かしつづけた方が、頭の中でイメージもしやすいし、変更もしやすい。
線には、デッサンのように写す線と、デッサンとは関係なしに描く線がある。
どこかのレベルから描く線ができるというのはなく、どちらの線も、人が本来描くことのできる線であり、どちらも同時に成長させることができる。
ディレクターと呼ばれるようになって、「いまだにこんなこと(練習)を続けているのか」と言われることが増えてきた。
だが、この練習の数は、絶対に俺を裏切らない。
絶対だ。
怪我をしても、病気になってもだ。
線を引けば引いた分だけ悔しさがある。
線を引けば引いた分だけ発見がある。
だから、おもしろい。

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