『DAYS』はおもしろい。パート2。

2019.4.29ビジネスの健康, 日々のこと

今日も引き続き、『DAYS』の話になりますが、「だっておもしろいんだもん」ということで、お付き合いいただけたら嬉しいです。
昨日、「『DAYS』の登場人物たちが、まるでぼくたちみたいだ」と書きましたが、その後、ひとっ風呂浴びてさらに気がつきました。
 
「足りない自分に気づくから必死になる」
 
『DAYS』の登場人物たちも、クリエイティブという仕事をしているぼくらも「足りない自分」を知っているのです。
こういう仕事をしていると、センスの塊のように思われたり、「すごいですね〜」なんて理由もなく褒められたりもしますが、自分としては「他の仕事ができない無能な自分」をわかっています。
 
例えば、ぼくはレジ打ちの仕事ができません。
昔、生鮮食品店のアルバイトでレジ打ちをしたとき、すぐさま「もっと効率よくできないか」や「これは人間の仕事なのか」と考えてしまい、仕事になりませんでした。
今でこそセルフレジがありますが、当時はそんなものありませんでした。
だから、「レジをお客にやらせる」なんて発想は、バカの極みだったのです。
こういうことはたくさんありました。
その度に、年上の方々からは、生臭な若者、口うるさい若者と言われました。
当時は実現可能な方法もわからなかったから、当然といえば当然なんですが。
 
そうやって、自分のできないことを自覚し、できることを伸ばしていった結果が、クリエイティブなんて言われる職業だっただけです。
この仕事だから、四六時中、仕事ができるだけなのです。

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