値踏みはしちゃいけない。

2019.3.1ビジネスの健康, 日々のこと

たいていの人は、誰かの役に立ちたいと思っているのではないだろうか。
そう思っていない人もいるでしょうし、もしかしたら、こっちの方が多いかもしれない。
でも、今回はどちらがどうっていう話しではないっす。
 
誰かの役に立ちたいと思っていた人が、目の前の人からいくら稼げるだろうかと、値踏みしている場合があるだろう。
たまーに、そういう人と出会う。
 
事業というのは、誰かからお金を支払ってもらう。
物の報酬もあるだろうが、誰かから何かを支払ってもらうということでは同じだ。
それを、いくらまでとれるかと、考えるのはよくない。
百歩譲って、考えてもいいが、誰かの役に立ちたいという想いは、その中にあるのだろうか。
いや、ないだろう。
 
あくまでも、ボランティアではなく事業なのだから、相手から何かしらの報酬を受ける必要がある。
そうじゃないと、帳簿がつけられないし、経費だけが増えていく。
しかしだ、事業には業務に見合った報酬があり、頭を使う仕事でも、体を使う仕事でも、仕事に対して報酬があるのであって、相手によって報酬が変わるものではない。
払えないところからは、別の何かでまかなう、というのはいいだろう。
しかし、目の前の人から値踏みするということは、相手の払える限度まで奪い取ってやろうということなのだから、ぜんぜん意味が変わる。
 
本当に、腹の底から嫌なことだと、俺は思う。

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