分かる人達。

2019.2.26ビジネスの健康, 日々のこと

日曜日の集まりはよかった。
よかったと言うと、善い悪いのことを言っているように思われるかもしれないが、純粋に楽しかった。
「里山まるごとホテル」と「東向島珈琲店」がイベントをやっていて、その関係者の食事会で、「分かる人」同士が集まると、こういう会になるんだと勇気をもらう時間だった。
 
ぼくは最近、「分かる人と仕事をしたい」と話すようになっている。
わかるというのは「何を言っているか理解する」という意味ではなくて、「あぁ、そうだよね〜、わかる〜」という共通認識のようなものだ。
 
いまの世の中、こういった共通するものがない人と、仕事をしがちではないだろうか。
そこには「どんなに分かり合えない人でも、話し続ければいつかは分かりあえる」という幻想がある。
そして、活発な議論が善とされる。
 
でもね、そもそも議論になっている時点でおかしいと思わないか。
普通に話し合って進めていけばいいものを、議論として戦っていること自体を疑った方がいいんじゃないかと、ぼくは長く感じていた。
ぼくはいま「普通」って言葉を使った。
つまり、ぼくにとって話し合うことは普通だが、議論することは普通のことじゃない。
もちろん、これは人によって意味合いが異なるのだろうが、こういうことも「分かる」人と仕事をしたいと思っている。

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