不平等のなか。

2019.2.10ビジネスの健康, 日々のこと

データをどれだけ集めても、「選ぶ」という行為には「直感」が含まれる。
うまくいきそうなやり方をどれだけやっても、事業も人生も「運」が作用する。
巷で言われる努力とか、心構えとかは、運が入る器を大きくすることと言える。
器が小さければ、運がやってきても、入ることはない。
器を大きくしてても、運が来なければ、入ることはない。
器にひびが入っていれば、入った運が、漏れ出ていく。
運を器に無理矢理入れようとすると、運がぼろぼろになる。
ぼくらにできるのは、器を大きくし、ひびがないように整え、運が入るのをただ待つだけだ。
毎日の掃除も、仕事も、器を大きくして整えることだ。
それでもうまくいかないときはある。
個人の人生も、法人の事業も、「人」にまつわることは、こういう「不平等」なものだ。
こういうことを分かっていると、随分と楽になる。
楽にならないのなら、分かっているのではなく、知っているだけだからだ。

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