頑固に代わる言葉。

2019.1.24日々のこと

占いの話になって、「キラーワードってあるよな」と話した。
この言葉を使えば、相手がどう反応しようが、その言葉の包囲網から抜け出せなくなる言葉だ。
 
こういった言葉のひとつに「頑固」がある。
頑固と言われた方は、その後、何を言っても反論となり、「やっぱり頑固じゃん」となる。
だから、頑固と言われてしまった人は、何を言っても無駄なため、言われるがままに耐え忍ぶことになる。
そのせいか、「頑固」とセットになるのが「我慢強い」とか「忍耐力がある」だ。
 
言葉を商売にしていなければ、どう相手を傷つけようが知ったこっちゃないのかもしれないが、強い言葉を使わずとも、言い換えられることを知っておいた方がいいとは思う。
頑固であれば、「芯が強い」「自分の世界を持っている」とか。
「この時代には珍しく、芯が強い」と言えば、相手は気分がよくなるかもしれない。
続けて「その代わり、自分も傷つくことが多いと思います」と相手に寄り添う言葉を使えば、耳を傾けやすくなるだろう。
 
ぼくも言葉を使う商売をしているが、少なくとも、強い言葉はなるべく使わないように意識している。
相手が逃げられない言葉を使うのって、ちょっと卑怯な気もするんですよね。
こんな話をしたのは、占いを受けると、まぁよく「頑固」か「芯が強い」のどちらかを言われるんですよね。

コメントを書く