お金と会計の違い。

2019.1.10ビジネスの健康, 日々のこと

「会計処理が嫌いです」と思ったところで、すぐに「得意じゃなくてもいいけど、嫌いにならなくてもいいだろう」と思い直しました。
嫌いな理由を考えると、お金というのはクリエイティブを下げる言い訳の最たるものだからです。
予算が足りない、なんて一番言いやすいですよね。
 
予算を持っていないのに志が高い人は、「社会貢献」という言葉で、ぼくらを使い倒そうとします。
支払い能力があるかどうかじゃなくて、支払う気があるかどうかなんです。
支払う気があるのに、予算が足りなければ、どうにかするものです。
先日、雑誌を読んでいて、とある宿泊施設をオープンした方も「開業のために四億円を借金した」と言っていました。
金額は置いといて、事業というのはこういう部分があります。
少なくとも、社会貢献じゃない事業を探す方が苦労しますからね。
 
ちょっと話が脱線しましたが、お金の計算をしていると、言い訳以上に、クリエイティブの脳みそが小さくなっていく感じがします。
これは玄人の発想が大したものでなくなるのと近いと思います。
もうね、先に限界を決めちゃうんですよね。
 
ただ、お金が嫌いかというと、そんなことは全然なくて、むしろ好きです。
共通言語として、これほど便利なものもないと思っています。
為替も含めると、外国語が話せないぼくでも海外の人とやりとりできるんですから。
少なくとも、海外旅行は楽になっていますよね。
 
つまり、「お金」は好きなのに、「会計」は嫌いだということ。
そして、「得意じゃなくてもいいけど、嫌いにならなくてもいいだろう」ということは、この部分で人を雇うというのは、ありなんだな。
もしかしたら、はじめての雇用は経理かもしれないです。

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