面倒くさいものが売れる時代。

2018.11.23ビジネスの健康, 日々のこと

昨年から衣料品をオーダーメイドで購入する機会をもつようになったのですが、これがすこぶるいいです。
昨年はスーツ。
今年はライダース。
10月に納品されたとき、窮屈な部分があったので調整してもらったものが、今日、届いたのです。
体にフィットするライダースって、とてもいいです。
ファスナーなどの部品も選べますし。
いいことずくめな気がしています。
 
ま、やりとりの手間がかかるのですが、この面倒くささが、人々に求められているような気もするんですよね。
たとえば、近所の行列のあるおはぎ屋さん。
駅からは距離はあるし、持ち運びも気をつけなきゃいけないし、日持ちもしないので、手土産としてかなり面倒くさいです。
夜には香りが飛んじゃってるし。
でも人気店。
 
ここ数年話題のフィットネスジムの種類だって、食事制限や怒られたりする、それまでのジムと比べたら、面倒くさい種類のジムです。
文房具として手帳が売れているのだって、この面倒くささが、使い手には必要だそうです。
ぼくの妻も、毎年手帳を買っています。
 
事業をする側は、より簡単な方をユーザーが求めているような気がするのですが、実は、違うんじゃないかと、ぼくは思っています。
昔、ショッピングモールの施策を仕事でしたときに「オーダーメイドの時代がくる」としてITと結びつけようとしたけれど、それは通らなかったな。
今はそんなことも当たり前になっちゃったけどね。

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