にゃ〜るほど。

2018.11.14心の健康, 日々のこと

こういうのは気の持ちようだと思うのですが、変なものを引き寄せている気がします。
結婚前の両家顔合わせでは、仲居さんにビールをこぼされたり、先日は店舗内の通り道を塞ぐ荷物を置かれることが連続でおき、今日は椅子がベトついていて……。
まぁ、数えだしたらきりがなくなるほどの量なのです。
 
一方で、いいことを思い返していたら、ご飯屋さんの当たりくじが多いです。
釜飯屋、ダッチオーブン屋、輪島の各店舗、羊羹などなど。
「当たりくじ」と言ったように、こういうのは当たりハズレのある、くじ引きのような気がしています。
今日の椅子だって、ぼくが座らなければ、誰かが当たっていたわけだし。
ご飯屋さんの料理は、注文すればぼく以外でも食べれると思うか、ぼくの人生のなかで食べることができた出会いと思うかで、ずいぶん印象は違うでしょう。
 
ちいさなイライラが続いていた。
なにか分からないけれど、いい人になろうとしていたのも認めます。
白洲次郎さんのご自宅にあった、掘りごたつの書斎。
これほど素晴らしい書斎があったか〜、と感心しました。
これを考えていて、ふと気づきました。
 
ぼくは、ひとりになれる部屋を失っている。
それは、自由になれる部屋を失っている。
壁が孤独を生むように、壁による孤独が、人間には必要なのだなぁ。
誰かが悪いわけではないのに、イライラが募ってしまうのは、人に自由を奪われているからだろう。

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