自然と笑い合う。

2018.9.23日々のこと

東京農業大学の「食と農の博物館」で催されたセミナーに行ってきました。
以前知り合った、農業情報総合研究所の植村さんが運営されているとのことで、お邪魔してきました。
 
山梨県小菅村に移住された方が、その村のことを紹介する会で、特産品を食べたり、クラフト体験をしたり。
正直に言うと、ぼくが驚いたのは、参加者の感度の高さです。
参加する前、ぼく以外の参加者は農大関係者が多いのだろうと思っていたら、半数以上が農大と関係のない人たちのようでした。
 
そして、提供される食べ物や体験を、素直に楽しんでいる様子が会場から溢れんばかりで、90分のセミナーも、いつの間にか時間をオーバーしてたり。
近くにいる人たちとも、自然と和やかに会話がうまれる、そんな雰囲気でした。
でも、関係者じゃなく、みんなお客さんなんです。
 
ぼくも仕事柄、似たようなセミナーに参加することはありますが、けっこうね、ホスト側の人数が多かったり、自分たちの素晴らしいところだけを宣伝して、あわよくば移住者を増やそうとしているのが見え見えの会が多いのです。
いわば、営業マンが取り囲む会。
こうなると、とてもつまらない会になるのですが、今回の会にはそれが感じられなかったのです。
 
偶然知り合ったお客さん同士が、自然と笑い合う。
それは植村さんの人柄が表れているような、とてもいい会でした。
 

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