無駄さん、これからよろしく。

2018.8.20心の健康, 日々のこと

一生懸命を捨てる宣言をして、 やることと言ったら「無駄なこと」だろうと思って、最寄り駅を走っている路線の終点まで行ってきました。
約一時間半ものあいだ電車に揺られ着いたのは、埼玉県の久喜駅。
駅についてからはとりあえずバスに乗ってみて、降りた後は駅に向かって歩くだけ。
途中、かき氷屋さんに寄って、いちごが丸ごと何粒も入っているかき氷を食べながら、ひたすら10キロ近くの道のりをサンダルで歩いていました。
ただただ歩くだけ。
難しいことは考えない。
足は棒のようになっても歩くだけ。
バスが全然通っていないんですもん。
(そういう道を歩いてしまったんですけどね)
時間でいうと四時間ちょっと歩きました。
帰りの電車では居眠りして。
すると、最寄駅から自宅まで帰ってくる間、足は重たいのに、頭は軽くなっているんです。
考え事をせずに、黙々と歩くことをして、道中の民家や、トンボや、田んぼに気をとられた一日が、頭の重みをとってくれていたといことです。
もう二度と同じ道は歩かないと思いますが、たまにはこういう「無駄なこと」に一日を使うのもいいです。
無駄から「俺をなめなんよ」と言われたような気がしました。
無駄さん、これからよろしく。

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