戦っているヒト。

2018.8.15ビジネスの健康, 日々のこと

亀倉雄策さんの本もそうだけど、佐藤卓さんの『塑する思考』を読んでいても泣いてしまう。
あまりにも自分の考えていること、戦っていることと重なりすぎて、「孤独な戦いじゃなかったんだ」と涙が落ちてくる。
現代ではクリエイティブやデザインの必要性が説かれているが、ほとんどが誤った解釈であり、依頼人とのやりとりのほとんどは、この誤った解釈を諭していくことの連続。
連日、場所を変えて、相手を変えて同じことを叱る、もしくは諭す。
相手は依頼人たちだ。
日本の依頼人業ではあり得ないような光景が、連日繰り広げられる。
さらには、誤った解釈に便乗する詐欺まがいの同業者との戦い。
さすがの楽観主義でも、いったいこの世の中はどうなってしまうんだ、と思いたくなる。
こんな中で、時代や場所や立場を変えて、同じように戦っていた(る)ヒトたちのことを知ると、自然と涙が落ちてくる。

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