考えるのは偉いのか?

2018.7.26ビジネスの健康, 心の健康, 日々のこと

たくさんの現場で、考える必要のないのことまで考えることを、良しとしているでしょう。
正確には、考えた気になっているだけです。
「俺はこれだけ考えている」というのは、一種の説得力が増す方法かもしれません。
けれど、説得する必要があるのか?とも思うわけです。
 
いいモノが目の前にあったら、いいよね。
美味しい食べ物を食べたら、美味しいよね。
美味しいって一言言うのかもしれないし、黙々と箸を止めずに食べるかもしれない。
もちろん、世界中のヒトが同じように美味しいと思うことはないでしょう。
ある程度のヒト、もっと言えば、届けたいヒトが美味しいと言ってくれるだけでも、その料理は完成されている。
 
目の前にあるモノやサービスも、これと同じことです。
全員が良いと思えなきゃダメと思うと、考えなくてもいいところまで、考えなきゃいけなくなる。
その結果、届けたいヒトに届かないモノになる。
届けたいヒトはだれなのか。
 
こういうことは自戒を込めて、たまーに思っています。
難しいですけどねー。
って、これも考えた気になっているのかってね。

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