イラつくのもヒトの仕事。

2018.7.27心の健康, 日々のこと

虫の居所が悪いときは誰にでもあるでしょう。
こんな書き始めなのだから、いまのぼくはまさに虫の居所が悪い。
 
こういうことを書いていて改めて気づくけれど、現代ではイラついている感情を見せないのが美徳となっているでしょう。
美徳というよりも、タブーになっているような気がしています。
 
品行方正とまではいかないが、キラキラしていたり、豆腐のような白さを求められているようなね。
この結果が、インスタ疲れのようなものでしょう。
SNSでキラキラしている自分、理想の自分を見せることが、いつの間にか負担になっているような。
理想を言えばきりがないはずなのに、みんな理想郷にしかいないはずの人物になろうとしているでしょう。
自分がなろうとしているだけならまだいいが、他人も理想郷の人物になれないと許されなくなっているような流れになって。
現実に存在しないから理想郷なのにね。
 
ぼくはイラついているとき、少なからず漏れ出していると思います。
そんな状態のぼくに、イラつきを増長させるようなちょっかいを出されたら怒鳴りますし。
触らぬ神に祟りなしとはよく言ったものです。
あ、火に油を注ぐとも言いますね。
 
なんで、慣用句として残っているのか。
ヒトの周りの道具は進化しているかもしれないけれど、ヒト自身は人類誕生から何ら能力は変わっていないんですよね。
イラつくのもヒトの仕事なんでしょうかねー。

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