2013.12.25日々のこと
生まれては死に、生まれては死に、の連続が人生なんだと、わかりました。
死別というのは、慣れません。
自然の中から徐々に車の音が聞こえるようになり、列車の音が聞こえるようになり、それでも歩を進めると、駅に着き、もう社会の中にいます。
自然の中に入る前から道中に想像の中で話していた、もう会えない人達。電車に揺られながらうたた寝をしている内に、またお別れです。
こういう別れを繰り返し、あはれの趣がわかり始めると、人生というものの悲しさを感じます。
あの岩は悲しいのだろうか、あの川は悲しいのだろうかと。