2013.12.23日々のこと
山の中へ向かっています。今年か昨年か定かではなくなりましたが、「オオカミコドモ、雪と雨」を思い出しました。たしか、人間とオオカミの間に生まれた姉弟の半生を綴っていたのですが、姉は人間社会での生活を選び、弟は山の中での生活を選んでいました。
山に向かう道中、二人の人生が僕の中でも起きているような気持ちになりました。
山は冷たくて温かいです。人であることを意識させてくれます。社会は消費しながら情が生まれます。未来を意識します。
どちらが優れているということではなくて、どちらが合っているか、ということなんだと思うんです。