社会の営み

2013.10.8日々のこと

しばらくの間、展示をせずに過ごしていました。コレクターやクライアントと直接取引きをすることで、ギャラリーで展示をするときの、50%は安く見積もることができ、ギャラリーで買われる場合も、僕ら作家がいるときに限ってのことだったので、僕は作品の流通に直接取引きを採用してきました。
 
とても良い場所が見つかれば、このやり方も変化するでしょう。正直に言えば、良いエージェント、ギャラリーとやりとりが出来れば助かりますが、それを探すことよりも、作品をつくることの方が重要です。
 
そうして、久し振りの展示(1枚だけですが)が海外なので、しばらくの間は、日本で新作を観ることはないんですよね~。だって、時間・労力・金銭・感情のコストとメリットで、全ての面でコストが上回るんですもの。そして、この腐ったシステムを変えようとしてんだな。自分のためだけだったり、他人のメリットだけだったら展示はやらないよ、展示は社会の営みですから。

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