2つの同じな話

2013.4.2日々のこと

日々、誰かと話し、日々、誰かとメールをしていると、「言葉は人を表す」ということを正しいと思ってしまう。メールの文面や言葉遣いから「失礼だな」と感じてしまうと、至る所がやはりそうなのだ。一方、それらが綺麗に書かれているものを受け取ると、お会いして魅力が倍増するような人であったりする。
 
また、後押しをする言葉と批判する言葉を勘違いして使っていれば、それは人のためにならず、自己肯定にしかなっていない。
 
メールの返信が遅く、相手の予定を滞らせることをしていれば、自らの首を締めることになるだろうし、立ち場の弱い人や部下、後輩ならそうしても良いというのは、別の場所や人達からもバレているだろう。
 
手軽に言葉を発する事ができるからこそ、「言葉は人を表す」ことを肝に銘じておく必要があると思うんだな。
 

 
脳科学でいうらしい「フロー状態」。そのお話を聞いてびっくりしたのだが、いわゆる「リラックスしている状態」らしく、リラックスしている時の方がパフォーマンスが向上しているというもの。「あ、当り前だ!」とびっくりしたのだが、僕の場合は理論とかではなく、実践の中で培ってきた方法だった。
 
僕と呑んだ事がある人ならわかるが、僕は常に眉間に皺を寄せて話していることが出来ない。どこかで、くだらないと思われる笑いをいれたくなるし、関係ない言葉からのオヤジギャグを言いたくなる。「シワシワ魔女になっちゃうぞ」と眉間を指差すこともあるし、僕は名前を覚える能力が人よりも劣っているので、愛称を使ったりする。愛称というのは、連想ゲームが出来なければ無理な技であり、オヤジギャグとやっていることは変わらない。
 
すると、笑顔が生まれる。笑顔はリラックス状態を引き出すと思っているので、自ずとパフォーマンス状態が向上すると信じている。そして、僕が馬鹿な振る舞いをすることで、「何を発言しても良い」という後押しをすることになり、それがわからない面子であれば、さきにそれを宣言してしまう。「何を発言しても良い。たとえば、わんわんわん♪、わんわんわんのわんわんわん♪でも構わない(にんにんにんのポーズで)」と言えば、本当に発言をするようになる。
 
もちろん、話題の根幹やテーマは変えないでやるんだけどね。そうすれば、脱線した方が豊かな答えが出せる。
 
しかーし、それがわからん年上の人達が多いのが、またびっくりするぜ! 誰かや何かを否定する笑いは笑いじゃないし、ツッコミと揚げ足取りは違うのに、そこがわからんのは目の上のなんちゃらだな。しかも大抵、金払いが悪いんだよな~。僕と30代後半以上の先輩方が同じ額面を払ったら、人生の先輩の意味はどうすんだい。話の内容、話術、メンバーの能力引き出し、金払い、笑顔、パフォーマンス、幸福度は、ぜーんぶ、繋がっていると思うよ。

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